皆さん、こんにちは。

昨日午後は、江東区主催のネイチャーリーダー初級講座「江東区入門」に参加してきました。
この講座は11月3日~開始された連続講座で、江東区の「自然×歴史×文化」を多くの区民の方に知っていただくために、江東区が主催し、ネイチャーリーダー江東が運営しているもの。
8回+番外編1回の9回の連続シリーズで、今回は6回目です。

☆講座の概要と日程

毎回、江東区の歴史や自然、文化をテーマに、企業・NPO・行政などの関係者の方が講師となって、江東区にまつわるお話をしていただいたり、江東区の自然散歩、歴史散歩などの実践的なフィールドワークをしたり、盛りだくさんの内容です。

6回目のテーマは、
江東区の新しい街づくり-湾岸地区の取り組みと未来への可能性-

江東区の水辺に親しむ会・区内企業・江東区役所の皆さんが講師となり、講義とパネルディスカッションが繰り広げられました。

前半で、講義として、

・江東区 都市整備部 まちづくり推進課 水飼和典課長による
「豊洲グリーン・エコアイランド構想」のお話

☆参考:豊洲グリーン・エコアイランド構想(江東区ホームページより)

・竹中工務店 地球環境室長 川原田稔氏による
「生物多様性と企業のまちづくりへの取り組み」について


・「江東区の水辺に親しむ会」理事長の須永よし子氏による
「水辺からまちを変える実践的な取り組み」について

それぞれお話をお伺いし、後半は
東京ガスグループ 株式会社アーバンコミュニケーションズ 営業開発部長の長谷川昌彦氏を加えた
パネルディスカッション

江東区、特に豊洲地区のまちづくりにそれぞれの立場から携わってきた方々からの「まちづくり」の話を伺いました。

新しいまちである豊洲は、水辺の美しさ、環境に配慮した都市計画をもとに、まちづくりが行われています。

新しいまちづくりのキーワードとして、

1.都市の快適環境(水・緑・風):水辺と運河と緑のネットワーク・親水性

2.都市における生態系保全・生物多様性

3.企業の社会貢献:コミュニティ・協働

4.地元を良く知る、愛着を持つ:経年「劣」化ではなく経年「優」化する魅力あるまちづくり

という話がありました。

後半のパネルディスカッションは残念ながら次の予定があり、最後までお話を伺うことはできなかったのですが、今後のまちづくりをどうすべきか考える意味では、とても意義深い講座でした。

 現在の豊洲の開発では、私の見る限り、住民、企業、行政がそれぞれの役割で協働したまちづくりが進められているという印象を持ちます。

今後、豊洲新市場の開発、グリーン・エコアイランド構想、様々な計画によりまちが発展していく中で、更に魅力あるまち、「経年優化」していくまちをつくるためには、協働の考え方は更に重要になります。

マンションコミュニティが大多数を占める豊洲地区に住む人が、まちの将来にもっと興味を持っていただけるようにする仕組みづくりも今後重要になっていくと考えます。

10年、20年先の未来を踏まえたまちづくりにむけ、いい提案が出来るよう、私も街を歩き、色々立場の方々と瀬する中でしっかりと考えていきます。

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☆豊洲運河から見た水辺の景色

来週のこの講座は、「夢の島クルーズ」です。水辺を実際にクルージングして、まちのいいところをたくさん発見していきたいと思います。

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