水陸両用バスといえば、江東区が来年度から、中川船番所からのツアーを開始することで盛り上がっている乗り物ですが・・・・

お台場で3月20日から「水陸両用バスを活用した水辺の活性化」の社会実験が開催されていることを知り、昨日早速乗ってきました。
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「REGEND零ONE」号と言う名前のバス乗車。
一見すると車高の高い普通のバスに見えますが、陸上と水上両方とも走れるバスです。
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ツアーの名前は「東京ダックツアー」。
大阪、諏訪湖、湯西川ダム、宮城などで既にサービスが開始されている事業者による社会実験で、「水陸両用バスを利用しての『東京湾の水辺の活性化』の可能性を探るものとのこと。
主催は「一般社団法人 RE-BORN47」という団体。
共催は「NPO法人日本水陸両用車協会」「NPO法人大江戸水辺観光推進機構」によるもの。
その他協力として、はとばす、JTB、フジテレビ(お台場コース)、など。
東京都港湾局の後援、観光庁も企画協力しています。
区からも情報提供は特になかったので、区民の方からの情報提供をもとに、WEBで申し込み、抽選に当たって一般参加しました。期間は3月20日~4月8日、4000人を無料(アンケートに答えることが条件)モニターとして招待という企画です。

来年度から江東区が中川船番所に設置予定の「川の駅」を起点とした水陸両用バスを運行予定ですが、
こちらのツアーは特に江東区側は、関与していない別のモノであるということ。
江東区が運用予定の水陸両用バスとは実施している団体が異なります。
ちなみに、11月に江東区若洲で乗った水陸両用バスはこちら。こちらは、車体が船っぽいイラストが描かれているのですが、柄が違うだけでイメージもちょっと違います。
☆その時のレポートは昨年私の11月15日のブログをご覧ください。

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話を戻して、今回のお台場の水陸両用バスは、陸上コース+会場コースの合計1時間半という本格的なコース。
ガイドさんは、大阪ダックツアーの、関西弁をしゃべる「アニーさん(ミュージカル「アニー」にあこがれていたそう)」。関西風のトーク出車内を盛り上げるサービス満点な方でした。

自動車としては、フジテレビから、今回の水陸両用バスの入水口のスロープのある「港南スロープ」を走行。
絶景でした。
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こちらが港南スロープ。ここから船と陸上走行が切り替わります。
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東京湾を望む海の景色はやはりまた、絶景でした。お台場の景色もきれい☆ミ
こちらは船として走行中の写真。10km程度なのでかなりゆっくりです。
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ひとつ気になったのは、水陸両用バスは窓枠が無いので、風がまともに当り、寒いこと。
10km程度の海走行時よりも、一般道走行時の時の風が冷たいので、寒い時期の水陸両用バス、防寒対策は必須。11月の体験乗車では、海上走行のみだったので気づかなかったのですが。
 乗車後に冷えた体を温められるように、近隣の温泉(江東区なら大江戸温泉物語とか)や銭湯ともタイアップするとツアーとしての魅力アップにつながると感じました。

今回の乗車を通じ、水陸両用バスの「水辺の活性化」としての魅力を再確認しました。
江東区では平成24年度秋に水陸両用バス事業が開始予定ですが、今回の社会実験は、参考になるものでした。今回の実験に参加して感じたことは、江東区への観光振興の提言の中で生かしたいと思います☆ミ


☆今回撮った写真の数々は、こちら☆ミ
水陸両用バス写真

☆参考URL:
観光庁プレスリリース「水陸両用バスを使用した「東京湾の水辺活性化」社会実験(予定)」

東京ダックツアーホームページ

JTBプレスリリース(2012,3,9)「首都圏エリア初の水陸両用バス観光ツアー
実用化に向けた社会実験を開始」




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