皆さん、おはようございます。
27日は、茨城県つくば市の授乳服メーカー、モーハウスにお伺いし、「赤ちゃん連れ出勤。導入企業・自治体向け」見学説明会というイベントに参加。
社長の光畑由佳さんから「赤ちゃん連れ出勤」という新しいライフスタイルを広げる取り組みについてお話を伺い、職場見学、意見交換を行いました。
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「赤ちゃん連れ出勤」という働き方は、女性が出産して、「子どもと仕事のどちらかを選ぶ」のではなく、「子どもも仕事も両方とも選ぶ」、つまり「子どもを連れて働く」という新しいワークスタイルです。
モーハウスの光畑由佳さんが仕事と子育てを両立していくなかで、自ら実践し、提唱しています。
当日は光畑さんのエピソードを伺った後、オフィス「mo-baco」を見学。
お子さんを背中におんぶして電話応対やPC入力などを次々とこなしていく社員の方の姿。
皆さん、お子さんを持ちながら、「ワークライフミックス」を実践されています。

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職場には授乳スペースなど子育てしやすい環境や、茶室、撮影用のスタジオ(貸し出しもしている)、地域に貸し出している会議スペースなどもあり、働きやすく、地域に開かれた空間でした。
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こちらはモーハウスの商品。
「授乳服」と「授乳用ブラ」。横にスリットがあり、授乳できる仕組みになっています。

「授乳服」という響きになじみのない方もいらっしゃると思いますが、高校の家庭科の教科書でも紹介されたそうです。お母さんが、洋服を着たまま楽に授乳できるよう、工夫されている洋服で、これがあると、授乳中に胸が見えることがなく、外出先でもストレスなく授乳できるということもあり、大変好評だそうです。

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デザイン性にも優れていて、オシャレです。
どうやってこだわりの授乳服が作られるかは、モーハウスのホームページにも詳しいです。
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モーハウスでは、母乳育児の促進にも力を入れています。

さらに、ワークスタイルを企業や自治体に広げていこうという取り組みが、茨城県つくば市から始まっています。
ITを活用したスタイルで、企業や自治体にも子連れ出勤のワークスタイルを広げる提案を始めているということで、ご紹介いただきました。女性だけではなく、子どもを持つ父親や、子どもを持ちながら働く女性のいる企業の経営者など、男女ともにプロジェクトに取り組んでいる推進体制には素晴らしいものがあります。

今後、この取り組みには注目していきたいと思います。

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 モーハウスの社長の光畑由佳さんのことは、私が議員になる前、早稲田の大学院でワークライフバランスの研究をしていた際に、指導していただいた恩師の北川正恭先生より、「ワークライフバランスをさらに超えた『ワークライフミックス』という新しくて素晴らしいワークスタイルを、モーハウスの光畑さんが実践している」という話を伺い、前々から知っていました。
 モーハウス青山店で、お子さんを連れて働いている従業員の方にお話を聴いたり、光畑さんの著書「働くママが日本を救う!~「子連れ出勤」という就業スタイル」を読んでいたこともあり、前々からお会いしたいなと思っていただけに、今回光畑さんにお会いし、直接お話しできてとても嬉しかったです!

 今回のイベントは、昨年12月に「co-createつくば」の皆さんにお会いしてお話を伺ったことがきっかけで紹介していただきました。皆さんとはその後も主にfacebookを通じて情報交換など交流をしていたのですが、今回再会。facebookのつながりで、ご縁がつながるということの素晴らしさも同時に実感しました。
Co-createつくばとの出会いは、12月29日ブログ記事「いいね!で広がるつくばの未来~co-createつくばの挑戦」に書いています☆)

 江東区でワークライフバランスを推進していく中でも、「ワークライフミックス」「子連れ出勤」について区内の企業への展開、働く女性の皆さんへの情報提供・・・などなど、これから少しずつすすめていきたいと思います。

皆さん、ありがとうございました!
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☆モーハウスの職場を見学した写真をこちらにアップしました。
鈴木あやこのアルバム「モーハウス見学」

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