皆さん、おはようございます。

昨日は、午前中は福島で開催された会合に参加の後、東京に戻り
早稲田大学9号館で、ローカル・マニフェスト地方議員連盟主催の勉強会・運営委員会に参加しました。

☆勉強会:「議員提案条例で議会が変わる!行政が変わる!横浜市会のチャレンジ」

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横浜市会議員で、マニフェスト大賞実行委員長の黒川勝議員、草間剛議員の講演。
コメンテーターは、早稲田大学大学院教授で、元三重県知事の北川正恭先生。

 横浜市会で制定した議員提案条例「ごみ持ち去り禁止条例」(横浜市廃棄物等の減量化・資源および適正処理等に関する条例の一部改正案)を制定に至るまでの背景、苦労話などの裏話を含めた一部始終を、黒川・草間両議員から伺いました。

この条例は、ごみや古紙などの資源物の持ち去りを禁じる横浜市の条例で、持ち去りに最大で罰金20万円を科す規定を盛り込んだ一部改正案が議員提案条例として、5月31日に横浜市議会本会議で可決されたというもの。

 横浜市では、平成16年から条例でごみや資源物の持ち去りを禁止しているが、罰則は設けていなかったため、禁止条例を施行しても古紙を中心として持ち去りはやまず、自治会などから苦情が寄せられていました。
改正条例ではごみや資源物を市や条例に定められた事業者、登録団体以外が持ち去った場合、20万円以下の罰金を科すことができるようになり、効果が期待されています。

 横浜市会では、このほかにも議員提出による政策的な条例が提案され、政策中心の議会活動を積極的に推し進めているのですが、このような議会・議員側の積極的な条例制定の動きに触発されるように、行政側も積極的に議会と一体になって条例制定をバックアップしたり、議員側に先進自治体の事例を定期的に提供するしくみをつくったり(「市会ジャーナル」という情報誌を毎月発行して議員側に配布している)かなり努力をされています。

議会事務局が専門的な調査機能を持ち、積極的に活動している事例を伺ったことも大変参考になりました。

議会・行政がタッグを組み、新しい横浜市政のスタイルを作っている、先進事例を勉強できたので、江東区政にも還元していきたいと思います。



☆マニフェスト大賞実行委員会&ローカルマニフェスト推進地方議員連盟運営委員会

 勉強会の後は、私も実行委員・事務局として関わっているマニフェスト大賞実行委員会&ローカルマニフェスト推進地方議員連盟運営委員会に参加。

11月2日に開催される、地方議員・議会の優れた取り組みを表彰するイベントである、
「マニフェスト大賞」の運営について、応募促進が主な議題。
昨年、マニフェスト大賞には全国の地方議会・議員の方から1600件以上の優れた取り組みの応募がありましたが、今年も大会を盛り上げていくためのアイディアを共有しました。

マニフェスト大賞以外にも、8月5・6日には「マニフェストサミット」という勉強会を開催するので、その運営についても打ち合わせ。議員が学び合うネットワークはとても大切です。

マニフェスト大賞と私のかかわりについては、「政治山」のホームページにリレーコラムが掲載されており、私も登場しておりますので、ぜひご覧ください。

そして、議員の方で、この記事をご覧いただいている皆さまは、是非、イベントの参加やマニフェスト大賞の応募についてもご協力いただけると幸いです。

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