おはようございます。
昨日(8月29日)と本日(30日)は、広島市に来ております。

水辺のまちづくりを中心とした視察と会議(全国自治体政策研究交流会議)に参加するためです。
8月8日は大阪に「水都大阪」の取組を視察に行ったのですが、水辺のまちづくりの先進地を視察し、江東区、特に豊洲地区の水辺の潤い空間をつくるための提案の一助にしようと思っています。
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まずは飛行機で広島空港から広島市内へ。
広島県では、「おしい!広島県!」をキャッチフレーズにシティープロモーションをしているということで、空港では有吉さんや広島の名物の数々にお出迎えを受けました^^
「おいしいの一歩手前は【おしい!】」ということで、広島県の観光資源をPRするキャンペーン。
TVなどでは見たことがあったのですが、面白い施策ですね。
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☆平和記念館・平和記念公園周辺
広島到着後は、原爆ドーム周辺、平和記念公園・平和記念館などを見学し、改めて、原爆が日本に投下された歴史的経緯や事実を認識するとともに、平和への思いを新たにしました。
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☆「水の都ひろしま構想」関連現地視察
広島市は、中国山地の冠山に源を発し、瀬戸内海に注ぐ、太田川のデルタ上に発達したまちで、多くの河川と水辺の観光資源を有した都市。
 広島市では、水辺を利用した魅力的なまちづくりを進めていくために、国土交通省、広島県と連携して「水の都ひろしま構想」を策定し、個性的な水辺空間の創出や、親しまれる水辺づくりを政策として進めています。
広島市に政策の詳細を伺う前に、まずは、現場を視察。

①水辺のオープンカフェ
「水辺のオープンカフェ」は、「水の都ひろしま」の実現に向けた取り組みの一環として、河川利用の特例措置を活用し、潤いと安らぎのある川辺の風景を創出することを目的とした事業。

こちらは、「本安川オープンカフェ」の「カフェポンテ」。平和記念公園のすぐそばで、水辺の潤いと癒しを感じることのできる、おしゃれで素敵なカフェ。イタリア料理がメインです。

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こちらは、京橋川オープンカフェにある、cafe REGALO
誰もが訪れやすい開放的な水辺にある素敵なカフェ。
写真は、カフェのテラス席と、信州産ぶどうジュースです。
河川空間(河岸緑地)に民間事業者が営業する飲食店舗を常設した、全国で初めての事例です。
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私の他にも、行政視察と思われる方々がいらっしゃり調査をしていました。全国的に注目されていることがよくわかります。

雁木タクシー
つづいては、広島の川をボートで走る「雁木タクシー」の乗船と視察。
さくらクルーズや歴史ガイドクルーズ、オープンカフェや平和公園を行き来するコースなど、水の都ひろしまの新しい観光資源として注目されている事業です。
雁木タクシーはNPO法人「雁木組」が運営。運行しているのは市民の方々がボランティアで運行しています。

雁木組の山崎氏から、雁木タクシー、広島の水辺の資源について、水の都ひろしま構想についてのお話を伺いながら、水辺をクルーズしました。

これが雁木タクシー。
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雁木と言うのは、船着き場の役割を果たす川岸にある階段状のもので、広島には約400か所あるとのこと。
この歴史的な資源を活用して広島の水辺の魅力を伝える水上交通(水上タクシー)の取り組みが、雁木タクシーです。
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水辺の風を受け、広島の美しい水辺を船で走るのはとても素敵なこと。幸せな気分になりました。

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電車の走る陸橋の下も通るのですが、真っ赤な広島カープ応援電車が通った時は嬉しくなりました。

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豊かな水辺で緑に囲まれた景色。東京や大阪の水上交通とは一味違います。
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夕暮れどきの広島の水辺を走りながら、まちを川から眺めました。
豊かな自然、歴史的建造物など、様々な魅力を体感することができました。
乗って嬉しい・楽しい、水辺を見て豊かな気分になる、訪れた人がそのような気分になれること、
江東区においても、地域資源を生かした観光事業を考える上では重要な視点だと思います。
広島の水辺で大いに学びを得ました。

これから、実際に政策手法を学ぶために広島市に視察します。
詳細につきましては、あわせて視察報告書もつくります。

対応いただいた、雁木組の山崎さまはじめ、案内してくださり、広島のまちについて教えていただいた皆様、どうもありがとうございました。
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