10月13日午後から14日は、日野市にある「富士電機能力開発センター」にて、よくわかる「市町村財政分析」の講座に参加。
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☆受講の目的
 議員になってから、予算審査や決算審査特別委員会で、区の予算決算のチェックをするようになったので、財政分析を体系的に学ぶことが必要、予算審査や決算審査の質疑にも財政分析を活用したいというこ思いで、2日間集中の講座に参加させて頂くことになりました。
この講座は、全国の市区町村議員の方々と、研修情報などを共有するFacebookのグループなどでも評判になっていて、複数の新人議員の皆さんのオススメということもあって参加しました。

☆研修内容など
 総務省様式の「決算カード」(全国共通)などの資料を使い、昭和60年から平成22年度までの財政状況を経年で「分析表」に書き込む、などのワーク。久々に電卓片手に手書きでの作業。
先生、受講生ともに真剣です。
授業中にできなかった分は宿題。ということで、宿泊先の研修施設で取り組みました。

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市町村財政と、23区の特別区の財政制度は違う部分があったので、地方財政全般の説明事項などは江東区に当てはまらない部分もあったのですが、講座終了後にしっかりと個別フォローして頂きました!

 また、今回の研修を通じて、講師の大和田先生や全国の市区町村議員の皆さん、財政について勉強している市民の皆さんと意見交換をすることができました。個々の自治体の地域的特徴や抱えている問題は異なるのですが、まちのことをしっかりと考え、良くしていきたいという思いは同じ。それぞれのお国自慢や、逆に地方経済の疲弊などの話も聞き、考えさせられるものがありました。

 財政の分析については、基礎の基礎にあたる部分なのですが、自治体財政を体系的に学ぶこと、分析に大切な必要な視座を養うことができました。
平成25年度の予算審査特別委員会(来年2月・3月)の決算審査に生かしていきたいと思います。
関係者、参加者の皆さまありがとうございました!


☆研修内容
日時:2012年10月12日 13:00~19:30/ 13日 9:00~15:00
主催:NPO法人 多摩住民自治研究所
場所:富士電機能力開発センター(東京都日野市)
講師:大和田 一紘氏(多摩住民自治研究所 所長・都留文科大学教授)

☆内容
第1講 地方財政を取り巻く環境の変化
第2講 市町村のふところは ―歳入の仕組みを学ぶ 
第3講・第4講 市民から見た税金の使われ方 ―歳出の仕組み-
第5講 地方交付税算定台帳の使い方を学ぶ
第6講 財政分析を実際に行ってみて
第7講「地方財政健全化法」の施行とその生かし方-特別会計、土地開発公社
第8講と質疑応答 これからの財政運営と住民参加の財政白書づくり

☆参考:多摩住民自治研究所ホームページhttp://www.tamaken.org

 多摩住民自治研究所は、東京・多摩地域に住む住民と自治体職員、研究者などで設立された団体で、35年をこえる歴史をもっています。
住民の考えで自治体の政治や行政を動かすために、自治体についての調査・研究活動を行い、住民自治を進めている団体です。講座には地方議員も多く参加しています。
多摩地区はこのように住民自治を学ぶ意欲が強いことが特徴、というお話も伺いました。

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