皆様、おはようございます。
昨日は宮崎市で行政視察。2日間の調査日程で、本日は初日。
先進事例を視察し、江東区の水辺の活性化、美しい景観形成に生かすためです。
詳しくは、視察報告書作成予定ですが、簡単に速報としてご報告します。

☆九州一の景観について

宮崎市役所では、景観行政と市民活動推進事業の視察。
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温暖な気候で、自然に恵まれた宮崎市は、「九州一の景観都市」。広がる海岸線や緑、花の色のコントラストが素敵な地、というのが訪れた第一印象でした。

宮崎市では、美しい景観形成をつくっていくために、景観条例などに基づいて様々な施策を展開しています。
まずは、その概要と政策手法について、宮崎市都市整備部景観課からお話を伺いました。
宮崎市の景観は、「市街地」「田園・集落」「山並み・緑地」と大きく3つに分かれています。
宮崎市共通のガイドラインに加え、4カ所の景観重点地区については、景観特性にあわせた方針や基準にあわせ、先進的な景観形成を行っていること、厳しい屋外広告物の規制などについて、概要と施策の詳細を伺いました。

景観行政については、今年4月に金沢市を訪問したときにも景観条例など詳細な話を伺ったのですが、美しいまちを作るために、行政が住民と協働してしっかりとした計画のもとに、継続して景観形成を巣据えていくことの重要性について再認識しました。

 江東区でも平成19年に景観重点地区に指定した深川万年橋地区に続き、亀戸、門前仲町地区について景観重点地区指定のための検討を地域や商店会、住民などとのワークショップを行い検討しているなど、景観形成に関する機運が高まりつつあります。視察で学んだことを美しいまちづくりへの提案に生かしていきたいと思います。

☆九州一のボランティア都市〜市民活動推進事業〜
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宮崎市は、市民共同推進にも力をいれており、姉妹都市のバージニアビーチ市をボランティア都市の参考にし、平成10年より「宮崎市ボランティア活動支援基本方針」を策定し、九州一のボランティアを目標に掲げ市民による自主的な社会貢献など、ボランティア活動を幅広く推進してきた先進都市です。
江東区の市民共同推進に生かすため、施策の概要と、「市民活動支援基金」や、「市民活動保険制度」、「あっちもこっちもドネーション」などの先進的な取り組みについてお話を伺い、宮崎市市民活動センターを視察しました。

施設は市役所に隣接しており、市内からアクセスしやすい立地であること、建物自体も海や緑など宮崎の自然を感じられるオープンな作りになっており、市民活動の拠点として親しまれていることがよくわかりました。
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☆渚の交番
渚の交番は、宮崎県の代表的なビーチ、青島にある施設。

海で活動している人たち、海と地域を結ぶ施設として、日本財団の助成をもとに宮崎ライフセービングクラブと宮崎市観光協会がしっかりタッグを組み、運営。
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海の安全を守るレスキュー、環境保全の活動だけでなく、子育て支援、子どもたちへの体験教育、イベントの開催など多彩な活動を通じて地域を結び、まちの価値を高めて、青島の観光の発展にもつなげていくと活動を行っています。

施設内も詳細にご案内いただきました。青島海岸もとても素敵な場所でした。
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日本財団では、全国でも「渚の交番プロジェクト」として11カ所が指定しており、2016年までに全国の主要な海岸10カ所でオープンを計画しているそうです。

江東区の新しい地域づくりの手法としても参考になる取組でした。

その後、日南市議会議員、日南市の皆さん、8月の視察でお会いした熱海市議会議員の方と情報交換をさせて頂きました
関係者の皆様、ありがとうございました。
本日は日南市の運河の視察、運河サミットに参加します。
詳細は報告書にて、ご報告します!

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