今日は、ローカルマニフェスト推進地方議員連盟の全国の地方議員の皆さんとJAXAの筑波宇宙センターに視察。
全国から約30人の議員が集まりました。
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目的は、JAXAの行っている幅広い事業内容や取り組みを知り、地方自治体との連携協力の可能性について考えるためです。
11月の視察、JAXAとの意見交換会を経て、今回はさらに事業内容や、災害分野を中心に、幅広い衛星利用の現状を詳しく知り、それぞれの自治体への連携につなげて行くという趣旨です。

☆筑波宇宙センター概要説明「筑波宇宙センターは眠らない」
筑波宇宙センターの施設概要、幅広い事業内容について、VTRでの説明。

☆「衛星利用に関するJAXAの取り組み」
衛星利用推進センターの五味センター長の講義。
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JAXAの人工衛星は、地震や台風、豪雨などの災害監視に役立っているということ。東日本大震災の時の緊急観測の事例や、過去の台風、豪雨発生時の観測事例についての説明。
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農業分野では、水稲の作付候補地調査、冬春キャベツなどの適地把握などの調査。
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漁業分野では、衛星による魚場調査や漁場探索、燃油削減の調査などに人工衛星を活用。衛星画像情報を活用すると、サンマ漁で27%の削減につながるそうです。
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その他、通信衛星「きずな」の活用事例や、測位衛星「みちびき」による技術実証・利用実証などのお話。
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北海道大学との共同研究では、3つの異なる方式を用いて、津波監視システムの有効性を確認しているとのこと。
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自治体協定の実例。主に県や政令指定都市単位で協定を結び、利用実証実験、防災訓練等を行い、衛星通信の利用を推進しているとのこと。
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幅広い衛星利用の実態と、自治体協定についてなど、自治体との連携を考える上で大変参考になるお話でした。
江東区での連携可能性など、改めて考えていきたいと思います。

報告は次のブログに続きます。

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