皆さま、こんばんは。
仙台では桜が満開です。
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さて、本日は仙台市発達相談支援センター(アーチル)の視察を行いました。
子どもから大人までの一生涯、仙台市在住の発達障害をもつ方とご家族が、地域で生活するための相談支援を行うセンターです。

☆仙台市発達相談支援センター
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アーチルは、児童相談所と、知的障害者更正相談所の障害相談・判定業務を統合して、平成14年4月に設置されたセンターです。

乳幼児・学齢期・成人の3つのライフステージごと分け、一つのセンターで一生涯のケアを行っているのが、日本の中でも珍しい特徴です。

相談者は、乳幼児が多いが、成人してから初めて相談につながるかたもいらっしゃるとのこと。平成24年度は9600件の相談があったそうです。

☆業務概要、特徴的な事業について
療育支援(就園前のこどもたちを対象にした「初期療育グループ」)、生活・施設支援、研修、判定・措置などの概要を伺いました。

そして、乳幼児から成人までの一貫した支援体制の中で取り組んでいる以下のような特徴的な事業について伺いました。

☆myサポートファイル「アイル」
乳幼児から成人まで、継続した支援を可能にするために、個人の発達情報や、生活状況、個別支援計画を綴ったmyサポートファイル「アイル」

☆保護者支援ネットワーク「まろん」「どんぐりころころ」
自分の子育て経験を後輩の母親に伝えたいという願いを持った母親たちによって立ち上げられたネットワーク。
母親が母親としての対等な立場での支援を目的とした自主グループとして、アーチルの一室を拠点として運営。

その他、自閉症児者相談センター、地域活動推進センター、自立支援事業など、独自の取り組みについてお話を伺いました。

後半に施設の視察。
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壁面には、当事者の家族や接する周りの方々のヒントになるようなわかりやすい掲示物もありました。
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明るく木をふんだんに使用した施設で、様々な目的の部屋がありました。

大変学びの多い視察でした。
江東区の現状を踏まえ、しっかり研究した上で、視察の成果を提言活動などに生かして行きたいと思います。

☆☆☆
視察前に、仙台市長町の仮設住宅に寄らせて頂きました。
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復興支援、コミュニティづくりに取り組む自治会長さんから、少しだけお話を伺いました。

お昼は、被災から再起し、長町で営業を始めた「漁亭浜や」で海鮮丼を頂きました。
海の恵みを感じる一品で、とくに名産のシャコが美味しかったです。
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一日も早い復興を願っております。


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