本日は、若手の自治体議員の有志で運営されている、自治体政策青年ネットワーク(JISSEN)の勉強会に参加しました。
本日と、明日の2日に渡って行われるのですが、今日のテーマは、「子供の貧困」「電子書籍の普及」の2点。


☆まずは、「子どもの貧困について」

子供の貧困の研究において、第一人者である
 国立社会保障・人口問題研究所 社会保障応用分析研究部 阿部彩氏
からお話を伺いました。
画像1


子供の貧困について、 阿部氏が調査した 国内の様々なデータ分析に基づく詳しいお話。
画像1


子供の貧困の現状や、貧困を生み出す複合的な要因、ひとり親家庭が抱える深刻な子供の貧困についてなどが前半で述べられ、
画像1

画像1

画像1


後半では、子供の貧困を解消するための「包摂政策」についてお話がありました。
画像1


教育、発達障害の子供への適切なプログラム、雇用状況の改善、
複合的な様々なアプローチが、子供の貧困の解消には必要、というお話でした。

子供の貧困については、区議会で議論がありますが、自治体議員として、多岐に渡る政策課題に取り組んで行くのか、という視点から大変考えさせられ、参考になるお話でした。

☆つづいては、「電子書籍の普及、国会図書館の取組み及び現状について」  国会図書館電子情報部 広瀬課長補佐からお話を伺いました。
画像1

電子書籍の市場動向、日米比較、公共図書館における電子書籍の普及がなかなか進まない現状やその課題、国立国会図書館としての電子書籍の取り組み等、様々な観点から詳しいお話を頂きました。
画像1


江東区の図書館への電子書籍導入については、2011年の第1回定例会で行い、その前後にも全国の事例調査や視察を行ってきたのですが、国会図書館の取り組みや、国の視点からの電子書籍の話は初めてだったため、大変示唆深いものでした。

学んだことは、江東区の図書館行政にも生かしていきます。

政治家 ブログランキングへ