本日は、大井競馬場の視察。
江東区は、特別区競馬組合に分担金を出資している関係もあり、毎年区議会として、現地視察を行い、競馬事業の運営や経営状況について、関係者から説明をいただいています。
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今回は、競馬事業のあらましの他、広報戦略について詳しくお話を頂きました。
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☆「競馬事業のあらまし」

まずは、地方競馬事業を行うことの目的として、
①地方財政への寄与②馬事畜産振興③健全レジャーの提供 の3つがあります。

特別区競馬組合は、23区の一部事務組合として、競馬開催にかかる事務事業を行っており、分担金を負担。
入り口にも23区の旗が掲げられています。
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特別区競馬組合からは、業績に応じ、分配金が支出される(されない年もある)という関係があります。
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平成25年度は、20回、103日の開催の予定。
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来場者は減っているが、収益は上がってきているとのことで、健全で質の高いアミューズメントとして、若い人、ファミリー層などの来場を狙って営業戦略を行っているとのこと。

近年の特徴として、在宅投票が増加していて、IーPATや楽天競馬などが売り上げを伸ばしています。
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地方競馬が苦戦する中、大井競馬は黒字化し、平成24年度には、特別区分配金として、23区各区に1000万円ずつが分配され、財政に寄与する役割を果たしています。

☆TOKYO TWINKLEについて

江東区から、特別区競馬組合に出向している、広報担当課長からの説明を受けました。

東京シティ競馬場ならではの魅力、トウィンクルレースだけではない解放的な大人のアミューズメントを新たなブランドとして、広く顧客に訴求し、新たな顧客獲得や、定着を図るための新たなブランドが「TOKYO TWINCLE」

「競馬だけではないアミューズメント」としての魅力の訴求、お客様のおもてなしを意識した、新しい広報戦略についてお話を伺いました。

昨年に引き続き、女優、モデルの香里奈をイメージキャラクターに起用し、広報戦略を実施。
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全国のご当地グルメやゆるキャラ大集合など、最近人気のイベントを実施。

全国的に人気があり、地元の豊洲でも実施されている、オクトーバーフェストや、バーベキューなども新たに始め、魅力あるアミューズメントを演出しているとのこと。

オクトーバーフェスト、盛り上がっていました。
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BBQは開店前でした^^;
TCK縁日など、子どもたちも楽しめるようなお祭りの要素も盛り込んでいます。
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ファミリーでの来場者が多く、「競馬だけではない」魅力づくりの効果も少しずつあがってきている様子でした。

また、「光の競馬場」をコンセプトとした、バージョンアップしたイルミネーションも実施しており、100万個の電球でライトアップしているそうです。
こちらも、時間が早く、まだ点灯前でした^^;
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購入から払い戻しまでを、ICカードと備え付けのタブレット端末でできるTーSEATも視察。若い世代の利用も多いとのこと。
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レースの模様も視察しました。
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特別区の競馬事業の視察は今回で3回目ですが、毎年少しずつ新しい施策を取り入れたり、時代に対応した経営努力をしていることを本日の視察で学びました。

今後も、特別区の事業として、しっかりと注視し、予算や決算の審査などの場で、事業のさらなる発展について考えていきます。


☆東京シティ競馬(TCK)ホームページ

【過去の視察報告】
☆2011年8月19日のブログ

☆2012年8月15日のブログ


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