皆様、こんばんは。
現在江東区議会では平成29年度の決算審査特別委員会開催中です。
昨日は、民生費の審査でした。
高齢者施策、待機児童問題について質問しました。
行なった質問についてメモに基づいてご紹介します。

⒈高齢者施策について

⑴シニア世代地域活動あと押し事業
高齢化社会が進行する中、江東区の高齢化率も2割を超えている。
会社を退職したシニア世代が生きがいを持ち続け、社会参画をしていくことは健康長寿のためにも地域活性化のためにも役立つものである。
シニア世代地域活動あと押し事業は、団塊世代を中心とした概ね55歳から74歳までのシニア世代の方々が、地域活動を通じて健康で生きがいのある生活を送れるようにするため、きっかけづくりのセミナーや講演会などを行う事業。
決算書によると単発セミナーの参加が3回で77名参加、3日間連続セミナーは84人となっている。

①本事業の課題について伺います。

【答弁】
本事業の課題ですが、セミナーの受講対象者は、概ね50代以上の方としておりますが、対象者人口に比べて参加者が少ないこと。また、参加された方が地域活動に興味をもたれ実践される事例を増やしていく必要があるという事が挙げられます。


②セミナーの内容としては「地域活動の必要性と地域包括ケアシステム」、「高齢者の身体の変化」「傾聴やコミュニケーション技法」などのほか、最終回には、地域活動の紹介および相談会を行っている。
本事業を、地域福祉の担い手育成や、高齢者の生きがいを発見する入り口とするためにどのような工夫をしているか。講座受講者は実際にどのような形で地域デビューにつながっているか。合わせて伺います。

29年度は、単発の講座を実施いたしましたが、基本的には3日間連続の講
座がメインとなる中で、講座の内容について、委託事業者や講師と打ち合わ
せを行い、あまり難しい内容ではなく、参加者がより身近に感じ、興味を持
っていただけるような内容となるよう工夫をしております。
 平成29年度の受講者には、図書館での読み聞かせを開始された方がいると
聞いております。また、受講中に知り合った方同士でサロン活動や趣味の
ークルをつくり仲間を増やしながら活動しているといった事例がございます。

③地域に関わる手段は、ボランティア団体、地域福祉活動の参画のほか、町会自治会などの地縁コミュニティの参加などなど、さまざまな選択肢がある。
高齢者の生きがいにつながるどんな地域活動をセミナーで紹介し、地域につないでいるのか。
また、セミナーを入り口に、参加者が地域活動に継続的に関わっていくためには、終了後の支援体制も大切であると考えるが、どのような形のアフターフォローをしているか。あわせて伺います。

【答弁】
社会福祉協議会の、ボランティア活動に参加していただくよう促している
ほか、地域の子育てを支援していただくファミリーサポートへのご協力、
ふれあいいきいきサロンなど、地域活動への参加につなげております。

セミナー終了後も、随時ご相談に応じており、希望する活動の内容にあった団体をご紹介したり、活用が可能な助成金などの支援策をご案内しております。


⑵高齢者見守り支援事業
本事業は、一人暮らし等の高齢者の社会的孤立を防ぐために、地域が主体的に行う高齢者の見守り活動を支援し、住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくりをすることを目的に、区の見守り関係の所管課、町会自治会、管理組合や民生委員、民間事業者が連携した多様な主体による見守り体制を整備する事業。
平成20年度の事業開始から10年となり、サポート地域数は累計で60地域、見守りサロンの開設助成は33箇所。活動地域も広がりを見せており、本区の高齢者見守りコミュニティづくりに一定の成果はあるものと思われる。

①本事業の10年間の評価と今後の課題は?

【答弁】
本事業は、町会・自治会・管理組合等を単位として、高齢者や支援の必要
な方の見守等を実施しておりますが、各団体が実施するきっかけや動機につ
いては、地域内の高齢化の進展や孤独死の発生など、社会的孤立の防止の重
要性を感じられたことが大きな要因であります。
こうしたきっかけから、地域住民が自ら行動していただくことで、互助の機運醸成が図られるとともにこれまで深く関わりがなかった、民生委員や長寿サポートセンター、さらに警察・消防などとの連携体制の構築に繋がっているものと評価しております。
 一方で、各団体において、活動開始当初のメンバーやリーダーであった方
が抜けてしまった場合に、活動が停滞してしまうなど、活動の継続に関する
課題がございます。


②本事業においては、活動地域に対するサポートやアフターフォローなどをしっかりと行うことが、「活動の継続性」の意味でも大事であると考えます。
サポート地域に対する具体的な支援やアフターフォローなどの具体的な流れについて伺います。
 また、サポート地域の見守り支援事業を継続に伴う、高齢者見守りコミュニティの参加年齢の高齢化にはどのように対応しているか、あわせて伺います。

【答弁】
サポート地域に登録していただいた団体には、社会福祉協議会が開催する
活動に必要なノウハウや情報を習得していただくための全体及び、個別セミナーや、先進的な活動を行っている地区の視察に参加していただいたうえで、各地域の実情にあった、見守りやサロン活動などの計画を作成していただき活動を開始して頂きます。
また、開始後のサポートやフォローにつきましては、サポート地域連絡会を開催し、各団体間の情報交換や相談に対応しているほか、区内8圏域ごとに、実施団体のほか関係機関も参加する、高齢者地域見守り連絡会を開催して、地域見守りネットワークの構築を図っております。



③サポート地域の活動が、継続的に行われるようにするためには、サポート地域内の中で、現役世代やお子さんなど、担い手を増やしていくことが必要です。
マンションの自治会や管理組合などがサポート団体となる場合は、自治会や管理組合の役員のお子さんもできるように見守り活動の内容を工夫したり、任期満了となった役員の方にも継続的に活動に加わっていただけるように働きかけたりすることも大切だと考えています。
本事業のサポート地域を支援していく中で、地域の見守り支援に子どもなど多様な世代が参加できるようにする仕組みづくりも大切と考えますが、区の考えを伺います。

【答弁】
今後も、高齢化が進展していく中で、高齢者等の見守り活動や地域の見守りコミュニティの形成において、多様な主体に加えて、多様な年齢層が参加していく事は活動の活性化につながっていくと考えますが、どのような手法により、そうした体制を構築していくか研究してまいります。


☆☆☆
 今回は、私の政策にも掲げている、元気な高齢者が活躍できる江東区、地域の高齢者を見守るコミュニティづくりについて質問しました。

 質問にあたっては、4月に視察した大牟田市の事例なども参考にしました。
地域でも町会活動や自治会活動、ボランティア、シルバー人材センターで活躍されている高齢者の方々などがいらっしゃいますが、会社を退職して、地域社会に初めて関わる方々へのサポートをすることで、より多くのシニアの方がいきいきと暮らせる江東区になると思い、質問しました。

質問の動画は1週間後をめどに、
☆江東区議会インターネット中継

質疑の議事録は、約2ヶ月後に
☆江東区議会 議事録
に公開される予定です。




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