本日は、江東区議会第4回定例会が開会しました。
初日は各会派の代表質問、一般質問の後、議案の委員会付託。
私は、所属会派「民政クラブ」の代表として、質問を行いました。
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今回は代表質問ということで、大局的な視点から、江東区の将来につながる質問を行いました。

⒈長期計画について
2.江東湾岸エリアのまちづくりについて
3.オリンピック・パラリンピックの成功について
4.子育てしやすいまちづくりについて



詳細は順次ブログにてご紹介予定ですが、まず、最初の質問についてご紹介いたします。


⒈長期計画について

⑴次期長期計画策定における区民参画について

【質問】
現在の江東区長期計画は平成31年度で計画期間が終了になるため、次期長期計画を策定中です。策定にあたっては、「区民とともにつくる」という視点から、「区民会議」「大学連携」「ジュニア会議」など様々な世代や立場の方が参画し、区民意見・アイディアを反映した計画づくりが進行中です。私自身も、平成19年に江東区基本構想を策定する際に開催された「江東未来会議」に公募区民となったことが区政への参画の入口となっており、「区民参加」は大変重要だと実感しているところです。
今回の「区民会議」では125名の公募区民が参加するワークショップが10月から開始され、「ワールドカフェ方式」や分野別のワークショップにより課題の掘り下げや解決策の検討を行っています。また、ジュニア会議や大学生の参加など、これまでにない幅広い層の意見を区政に反映しようという区の姿勢は評価し、期待するところです。区民の意見は、行政にはない視点や現場目線からの建設的なものも多く、政策にいかに反映していくかが重要です。来年度は長期計画の策定会議や有識者を中心とする会議体の設置も予定されておりますが、区民が継続的に関わる仕組みづくりも必要です。計画策定過程でどのように区民参画し、区民意見が具現化されるのか伺います。また、区民意見を計画に反映させるには、議会の関わりも重要です。長期計画策定経過における議会の関わりについてどのように考えるか伺います。

【答弁】
私は区長に就任して基本構想を策定するに当たり、区民の参画・協働を積極的に導入する必要があると考え、「江東未来会議」を開催いたしました。区民参加型会議は本区初の試みであり、当時は他に例のないものでありましたが、多くの区民による熱心かつ活発な議論が「みんなでつくる」という本区の将来像に結実したところであります。
次期長期計画策定につきましても、区民参画は重要な視点と考えており、区民会議の開催や大学連携など、広範かつ多様な区民の参加を予定しているところであります。
10月に開催した江東ワールドカフェに引き続き、今月、第二回目となる区民会議を開催いたしましたが、行政主導ではない、区民主体の活発な議論が行われており、区民の皆さんの区政に対する熱い思いに感銘を受けたところであります。
議論の過程で出されたご意見は、施策が目指す江東区の姿や、施策を実現するための取り組みとして、次期長期計画に織り込んでまいります。
また、来年度は長期計画策定会議を設置いたしますが、区民委員の参加をはじめ、計画素案に対するパブリックコメントや区民説明会を開催するなど、継続して区民参加を進めてまいります。
議会の関わりにつきましては、区民会議等の取り組み状況や得られた意見を、区議会にも適時ご報告させていただきながら、議論を深めることにつなげるとともに、本会議や各委員会でのご意見、ご提案にも十分留意し、計画策定を進めてまいります。


⑵長期計画におけるSDGsの考え方について
【質問】
貧困や格差、気候変動などの課題解決に向け、国連加盟国が2030年までの達成を目指す持続的な開発目標、sdgsが注目され、地方自治体や民間企業でその理念や施策を事業に取り入れる動きが活発化しています。sdgsは誰ひとり取り残されない持続的な世界の達成を目指す17項目からなる国際目標で、具体的には、健康的な生活や質の高い教育、住み続けられるまちづくり、気候変動対策などの分野が示されており、本区の長期計画が掲げた施策の方向性とも親和性が高いと考えます。今後の区政において持続可能な区民福祉の向上、暮らしやすいまちづくりの実現を考えていく上で、sdgsの理念や目標を取りいれていくことは重要な視点と考えます。今後区政にsdgsの考えをどのように取り入れていくのか、新長期計画についてはどのように反映していくのか、区の考えを伺います。

【答弁】

SDGs(エスディージーズ)は持続可能な開発、成長に向けた世界共通の目標であり、官民一体となって推進していくべきものと認識いたしております。
に掲げられた17の目標は、「健康的な生活」、「質の高い教育」、「気候変動対策」、「持続可能な消費と生産」など、本区の基本構想や長期計画に掲げる施策の方向性と相通ずるものとなっており、本区の取り組みの多くがの推進に寄与しているものと認識いたしております。
次期長期計画は、現行計画との連続性を保ちつつ、戦略的かつ実効性のある計画とする予定であり、新たな長期計画を着実に実施することがの推進にもつながっていくものと考えております。


(3)行政評価について
【質問】
本区では、行政資源の有効活用や、区民にわかりやすい行政運営を実現させるため、現行の長期計画から、施策の達成度を指標で示し、施策や事務事業の評価を行う行政評価システムを実施しています。施策評価においては、主管部長による一次評価と学識経験者からなる外部評価を踏まえて最終評価を行い、外部評価の実施や評価結果の公表、外部評価モニターの導入などの「見える化」によって、施策の透明性や客観性を担保していることを評価します。

外部評価委員会における委員の総評の中では、いずれの施策も真摯に取り組まれており、今回の長期計画からはじまった外部評価はひとまず成功だったとのコメントがありました。施策によっては、成果指標が適切であるのか、施策の目標、考え方、進捗状況が区民にわかりやすく理解されているのかなど課題もあると感じます。また、外部評価モニターについては、区と区民をつなぐコミュニケーションの新しいチャネルとしては大きな意義があるが、モニターが陳情の場になる部分が見られたため、制度の意義についてPRが必要との意見もあったように、区民による行政評価をより実効的なものにするための工夫が求められます。

現行の長期計画における行政評価の課題をどのように区として捉え、次期長期計画に活かしていくのか、見解を伺います。


【答弁】
新たな長期計画を着実に推進するとともに、時代変化に常に対応できる区政運営を実現するためには、引き続き行政評価システムを活用していく必要があると考えております。
一方で、外部評価委員からは、現在の評価手法について、「評価シートに記載された用語が難解であり区民の理解が追いつかない」、「区が取り組むべき意義や、国・都等との役割分担が不明確」などのご指摘があったほか、「区の取り組みをモニタリングする指標を新設してはどうか」などのご提案もいただいており、区としても効果的な評価に向けた改善が必要であると認識いたしております。
このため、次期長期計画に向けては、評価シートの見直しや、外部評価委員会の運営方法の見直しなど、評価制度の改善に資する取り組みについて検討してまいります。



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本投稿は、鈴木あやこのメモをもとに作成しています。
正式な議事録は、2ヶ月後をめどに、「江東区議会議事録」に掲載予定です。

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