清掃港湾・臨海部対策特別委員会〜豊洲市場開場日決定の経緯等

 昨日(1月10日)臨時の江東区議会 清掃港湾・臨海部対策特別委員会が開催され、傍聴。

今回の議題は、報告事項として、「豊洲市場について」
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☆審議予定案件(江東区議会ホームページ)

出席理事者は、江東区側は、江東区長、副区長ほか関係理事者。
東京都からは、東京都中央卸売市場 市場長ほか、各部署の部長・課長が理事者として出席しました。

☆委員会配布資料(PDF:江東区議会ホームページより)

 昨年末の12月20日に豊洲市場開場日が決定するという動きがあったことについて、その経緯、開場スケジュール、追加対策工事について都から報告があり、各会派の委員から様々な意見が述べられました。

東京都からの報告は以下の3項目でした。
①豊洲市場の開場日の決定について
②豊洲市場の開場に向けたスケジュール
③専門家会議の提言に基づく追加対策工事の契約状況

・豊洲市場の開場日の決定について
(開場日の決定にかかるこれまでの経緯)
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(1)平成29年12月18日
東京都の長谷川副知事が山﨑区長、議長を訪問し、市場受け入れの条件として提示された3つの項目の現状についてのお詫び、課題について都として全力で取り組む旨を発言した上で、江東区に対し、市場移転が具体的に進むよう協力を要請。

その際の副知事の発言要旨についても、以下の通り報告がありました。
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「地下鉄8号線の延伸等の交通対策」
「千客万来施設の早期整備」
「市場の開場後、先客万来施設が開業するまでの間、豊洲に賑わいをもたらす工夫を都が江東区と相談して推進」
「ぐるり公園の市場部分の開放」(以前の委員会では民進党の福馬議員の質問に対し、都が今年4月までには開場できるようにしたいと答弁)
「オリンピック・パラリンピックの成功・豊洲の賑わいづくりのため、都は全力で取り組む」
という話を副知事が区長・議長にしたとのことが明確に東京都側から資料として示されたことは、評価できると思います。
 3つの約束が進捗し、実現するまで都に求め、前に進めていくことが区議会としての役割であるため、都の状況を厳しくチェックし、委員会、本会議等で粘り強く求めいきたいと思います。

(2)平成29年12月20日
新市場建設協議会を開催し、豊洲市場の開催日(10月11日)を業界団体と合意。
小池知事が、都として正式に決定したことを表明。
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10月11日が豊洲市場開場、10月6日が築地最終営業日、10月7日〜10日が引越し期間となるとの報告でした。
(3)平成29年12月22日
7街区の追加対策工事の事業者が決定。これをもって、追加対策工事の全事業者が決定。
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 東京都からは、受け入れ条件である3つの約束をしっかり守り、前に進めていけるようしっかりと仕組んでいく、と一貫して説明をしていました。
 各会派の委員からはこれらの約束が口約束に終わらず、確実に履行されるよう強く求める発言が多くありました。特に千客万来施設に関しては、私の会派の鈴木清人議員をはじめ、多くの委員から「いつ頃開業するべきと考えているのか」「今年度中には何らかの形を示してほしい」「万葉倶楽部と築地の再開発がかぶるという懸念があるが大丈夫か」という趣旨の質問、意見が述べられました。
 これらの答弁について、毎回、委員や委員長が都に対し、具体的な回答を用意することを求めているにもかかわらず、な答弁が得られなかったのは残念に思います。

 委員会の最後に、東京都には今後は具体的な回答を用意するように求めたうえで、「東京都の説明が不十分で具体的な議論が難しいと区議会が判断した場合、協議には応じかねる」という発言がありました。
 8号線延伸、先客万来については特に、前向きに取り組む、という曖昧な表現ではなく、区に対して具体的な時期を示した上で、実現に向けた計画を立て、形にしていくことが必要です。


【清掃港湾・臨海部対策特別委員会の役割について】

清掃港湾・臨海部対策特別委員会は、清掃事業・港湾事業など東京都の事業と密接に関わる事項を扱う特別委員会。
区議会の委員会に東京都の理事者が出席し、都区間の協議を進めていくという、他の区議会では珍しい、江東区特有の委員会です。
歴史的経緯のあるごみ問題、埋立地の帰属問題、市場問題等、清掃港湾地域の開発などが多く扱われる委員会です。
そして、この委員会は都区との信頼関係を前提に運営されている委員会でもあります。

この委員会には、各会派の幹事長、議長・副議経験者など経験豊富な議員が選出されることが多いと私は認識しています。
豊洲市場の移転については、江東区議会・江東区が一体となって東京都に対して約束の履行を求め、円滑な市場移転と豊洲の賑わい、を求めていくことが大変重要です。

また、この委員会は、他の委員会と比較して報道機関の傍聴が多いというのも特徴で、豊洲市場の移転延期という事態が発生した後は、報道各社が傍聴され、ニュース記事として配信される、ということも多くなっています。

 それに対して、一般の方の傍聴は少ないのが現状ではあり、平日午前中の開催ではありますが、傍聴して議員や理事者(行政側)生の発言をもっと聞いて頂きたい、知って頂きたいと私は切望しております。


【私の情報発信・皆様との対話のスタンスについて】
 豊洲市場移転に関しては、区民の皆様からの関心も高く、最近、豊洲市場移転延期問題が発生した時期以降は、面識の有無に関わらず、私のブログやツイッターなどのインターネット記事などをご覧いただき、賛否両論さまざまなご意見を頂戴することが多くなりました。

大変ありがたいことだと思っています。

私自身も区議会議員として、正確でできる限り迅速な情報発信をわかりやすく発信できるよう、つとめていきたいと思います。
特に今年は、昨年より頻度多く、区民の皆様が関心を持つ事項について発信をしていきます。
あやこcafeなどの区政報告の場では、最近は毎回豊洲市場関係を取り上げておりますので、ぜひ多くの方にお越しいただけると幸いです。資料も自作のものや新聞記事などをご用意し、ざっくばらんなお話をする、という取り組みを7年間で80回続けています。
すでにお越し頂いている皆様、ありがとうございます。

今後とも、区民の皆様、とりわけ地元である豊洲地域の皆さんと対話を通じて声をしっかり聞き、区議会議員の一員として声を届けていきたいと思います。


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豊洲市場開場日、来年10月11日に決定。江東区議会も了承。

 本日12月20日、豊洲市場の開場日を平成30年10月11日とすることが新市場建設協議会において、決定しました。
 新市場協議会開催を前に、江東区議会では11時に江東区議会清掃港湾・臨海部対策特別委員会を開催。豊洲市場の移転日を10月11日とする都の決定を受け入れる旨、合意しました。

 「都の責任において開場日が決定されることについては、築地から豊洲への移転準備期間や東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の準備期間を確保するためには、本区として受け入れざるを得ないものである」との区議会・江東区の共通認識に基づくものです。
 先日、副知事から本区との3つの約束が、どれも解決できていないことについて謝罪が江東区長・議長あてにあり、今後の取り組みについて説明を受けたという背景もあります。
 江東区・江東区議会としては、①土壌汚染対策、②地下鉄8号線の延伸を含む交通対策③賑わい施設の整備の「3つの約束」の確実履行、風評被害の払拭、豊洲ぐるり公園の全面開場が実現できるよう引続き求めていきます。


☆区議会としての見解:榎本江東区議会議長 コメント
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 本日、都と業界団体は新市場建設協議会を開き、豊洲市場の開場日を来年10月11日にすることを決定しました。しかし、江東区議会が平成23年に市場の受け入れを了承した際、都と交わした3つの約束については、未だに果たされず、今月13日に開催した区議会所管委員会でも、都の理事者から、実現に向けた具体性のある説明は得られていません。

 千客万来施設の整備は、都知事が記者会見において、最優先に整備する方針を示されましたが、具体的な対応には至っておりません。また、地下鉄8号線の延伸は、本区が基金を積み立てるなど、着実な準備を進めているにも関わらず、都の主体的な姿勢が示されないために、事業化に向けた道筋が立っていない状況です。さらに、昨年の移転延期の決定以降、豊洲市場に関する重大な方針決定が本区に事前説明や報告がないまま、一方的に行われていることに関して、不信感を拭えません。

 しかしながら、この度、都の責任において開場日が決定されることについては、築地から豊洲への移転準備期間や東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の準備期間を確保するためには、本区として受け入れざるを得ないものであると認識しています。

 先日、副知事から本区との3つの約束が、どれも解決できていないことについて謝罪があり、今後の取り組みについて説明を受けました。本区議会といたしましては、都の責任において、本区との約束事の履行、とりわけ千客万来施設の可及的速やかな整備を強く求めるとともに、豊洲のまちづくりに資する取り組みを確実に推進することを都に要望します。


山崎孝明江東区長からのコメントも江東区ホームページに掲載されています。
☆ 豊洲市場の開場日決定を受けて江東区長コメント(12月20日)
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☆追記・2018年1月10日 江東区議会 清掃港湾・臨海部対策特別委員会にて、副知事発言要旨が報告され、資料が公開されました。
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 私自身としても、豊洲を中心に地域の方からは市場移転問題について様々な要望、お声を頂いてまいりました。
12月21日の私の区政報告座談会「あやこcafe」では、豊洲市場移転日決定について取り上げ、参加者の方からご意見をいただいたり、イベント、ご挨拶、会合等、ご相談機会でお会いした皆様、などからも多数のご意見を頂き、直接今回の決定に至った経緯や、私の考え、区の考えもお伝えしました。
考えについてご理解頂ける方、応援して頂ける方が多かった一方で、大変厳しいご意見を持っている方もいらっしゃいました。
今回、都の責任において市場開場日が決定されたことについては、築地から豊洲への移転準備期間や東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の準備期間など確保するためには、江東区、区議会として受け入れざるを得ない苦渋の選択である、ということはご理解いただけると幸いです。

江東区、江東区議会しては、豊洲市場への移転を円滑に進め、区民のみなさんにとって誇りに思えるような豊洲市場、豊洲ブランドの構築を行う使命があります。
それと同時にオリンピックテンパラリンピック成功も開催中心区として成功させる使命があります。
そのためには、交通対策等を含めた環境整備が必要であり、築地から豊洲への移転も密接に関係してきます。

 地元の区議会議員として、地域の声をしっかり反映し、市場移転に対し、「3つの約束」を確実に都に守らせるよう求め、見守っていくともに、風評被害の払拭やぐるり公園の全面開場など、地域住民にとってよりよい市場移転について考え、できることを着実に実行していきます。


江東区議会議員 鈴木 あやこ

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江東区議会 第4回定例会本会議 最終日

木曜日に、江東区議会 第4回定例会本会議の最終日が開催されました。
議案の採決が行われ、全ての議案が原案可決となり、閉会となりました。


☆ 議案等の審議結果

今回の定例会より、議会の内容を区民の皆さんによりわかりやすく知っていただくため、委員会資料の傍聴者への配布とホームページへの掲載を行うことになりました。

☆委員会資料の公開について(江東区議会ホームページ)
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見やすさ、わかりやすさ等にまだ課題があると思いますが、皆さまからのご要望を議会にも提言し、区議会を身近に、わかりやすくできるよう努めてまいります。


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議会資料がタブレット化され、便利になった反面、紙に代わってタブレットやPCをにらめっこする毎日が続いていたので、ブルーライトカットのメガネを購入しました。
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目の疲れが抑えられるといいなあと思っております🙂

ICTの普及による近眼、目の影響などは、今、学生や働く方々も悩んでおられる方はいらっしゃると思います。
タブレット学習が始まった小中学生にとっても、目の健康は重要な課題になると思いますので、こちらも調べて、政策的な提言につながるよう頑張ります。


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オリンピック・パラリンピック推進特別委員会&パナソニックセンター視察

12月7日に、江東区議会 オリンピック・パラリンピック推進特別委員会に副委員長として出席。
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オリンピック・パラリンピック教育推進計画の進捗についての議題を審査。
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追加の情報として、江東区で実施されるオリンピック種目が追加されたとの報告も最後にありました。
バスケットボール3×3、自転車競技(BMXフリースタイル)の2つが追加され、スケートボードは青海から有明BMXコースに変更されます。
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江東区で行われるオリンピック・パラリンピックは、20競技10会場ということになりました。
オリンピック:11競技10会場→12競技10会場に増加 (全33競技分の 12)
パラリンピック:8競技7会場 (全 22 競技分の8)

その後、有明のパナソニックセンターを視察。
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区内小学生向けに実施しているオリンピック・パラリンピック教育の説明と施設見学を行いました。
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パナソニックセンター、素晴らしい施設で、最先端の展示でオリンピックに親しめるプログラムでした。
帰りがけに競技場予定地を車窓から視察。
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ちょうどこの日に、オリンピックのキャラクター案が3案に絞られたというニュースもありました。
日本全国の小学生の投票によって今後1つに決定するとのこと。
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オリンピック開催に向けての機運がますます盛り上がっています。

大会開催中心区としてしっかり推進してまいります。

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区議会文教委員会&有明西学園中間視察

火曜日は、区議会文教委員会に委員として出席。

たくさんの審議事項、報告事項があったのですが、「有明西学園開校に伴う転校の取り扱いについて」「平成29年度全国学力・学習状況調査」の江東区の状況について」質問と意見を述べさせて頂きました。

☆案件表

☆委員会資料 (本定例会からインターネット公開されるようになりました)

「有明西学園開校に伴う転校の取り扱いについて」
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「通学区域の変更について」
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私が有明西学園の開校に伴う転校の取り扱いについての報告で述べた質問、意見の要旨は以下の通りです。

今回の決断に対しては、教育委員会としても喧々諤々の議論をされた中でのものだと思います。

私も学校説明会には参加させていただいた。
子供達の友人関係の維持のため、有明小中から有明西学園に転校を希望する児童生徒、保護者の要望を受け入れる、それ自体はいいことだと思う。

児童生徒や保護者の要望を受け入れてくださったことを感謝する部分もあるという一方で、有明西学園に行かず、有明小中に残る児童生徒にも配慮する必要がある。

先程教育長から、有明小学校の学校数が4学級から2学級になるというお話を伺った。
有明小中学校へ転校せず、残る決断を下したお子さんの中にも、隣に新しい学校ができてクラスが減ってしまい、残された子供達が寂しいという気持ちをするということもあると思う。
有明小中学校自体も新しい学校であるにも関わらず、寂しい思いをしてしまう、そういったことについては教育委員会として、特段の配慮をするべきだと考える。


①有明西学園ができ、学級数が減ってしまうことでの有明小中学校の学校運営上の課題は?
その課題に教育委員会としてはどう対応しようとしているのか?

→校外学習とか、これまでできたことができなくなってしまうということもある。
先生も減ることもなどあるが、クラス減による影響を抑えられるように努力して学校運営をしていく。また、子供達の気持ちを考えた対応をしっかり行う。
学習活動については、有明西学園との連携なども考えていく。(という旨の答弁)

②抽選に漏れた子供達への配慮は?
抽選に漏れてしまうと余計に傷ついてしまうのでは?
→しっかりと配慮、ケアをしていく(という旨の答弁)

有明西学園の開校、江東区の義務教育学校の運営がうまくいく条件は、新規開校の有明西学園と既存校の有明小中学校両方の学校運営がうまくいくことだと思う。
児童生徒、保護者にとって両校とも良い学校になるよう、学校運営に特段の配慮をいただきたい。

☆☆
審査終了後は、建設中の有明西学園の中間視察と、
床材をフローリング材からカーペット材に変更したばかりの豊洲図書館を現地視察しました。
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有明西学園の資料
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豊洲図書館の資料
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江東区初の小中一貫校である、有明西学園については、事業者より、木構造の建築の概要の説明やビデオを見て、

外観
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体育館、
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プール、
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音楽室、
普通教室
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などを中心に建設中の状況を視察。

窓からはオリンピック競技場予定地が広がり、
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木の壁面にはオリンピック関係の座右の銘や格言が刻まれていたり、
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建設中でありながらも特徴ある学校であることを実感しました。
完成模型。
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豊洲図書館についてはフローリング材の不具合により、事業者負担によりカーペット材への床材変更工事が11月21〜23日に行われた結果の視察。
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既存のフローリングのイメージ
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カーペットとフローリング材の境目
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前回の議会報告にて質疑した内容でもありましたので、しっかりと対応されていたことを確認させて頂きました。

文教委員として学校や図書館はじめ、江東区の教育環境のさらなる向上に努めて行きたいと思います。

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江東区議会議員
鈴木 あやこ
江東区議会 民進党・無所属クラブ(民進党所属)

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