東日本大震災から3年。

昨日は、豊洲駅前にて、街頭活動報告を行いました。田中美絵子前衆議院議員、インターン2名と一緒でした。たくさんの皆さまにお声かけ頂き、レポートを受けとって頂きありがとうございました。


3.11東日本大震災から3年、ということもあり、復興支援や防災対策のことも中心にお話をさせて頂きました。

被災者支援については、
 江東区としては、福島からの被災者の皆様が避難生活を送られている東雲の公務員宿舎への支援
(東雲の公務員宿舎の状況については2011年8月4日のブログをご覧ください)
や、地域では豊洲町会連合会やボランティアの方々が、被災者の皆様へのコミュニティ支援を行っていることや、引き続き被災者の皆様の復興のお手伝いをすべく支援を続けていくことについて、

防災対策については、
江東区として東日本大震災以降に取り組んでおり、私も議会で提案をしている防災対策の取組(災害協力隊など、地域防災力の強化のお話、情報発信の多様化(防災行政無線の強化やTwitterなど)、地域防災計画の見直しなど)についてお話ししました。

また、午後からは意見書調整・会派の打ち合わせと続きましたが、2時46分には、会は控え室内で黙祷をささげました。

3年前の大震災を忘れることなく、教訓として得たものを活かし、被災地の復興支援についてもできることをやっていきたいと思います。




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東北へのフィールドワーク

週末は、 丸の内朝大学のフィールドワークで、 石巻、塩釜、南三陸、気仙沼などに、行ってきました。


東日本大震災からの復興に向け、懸命に頑張っていらっしゃる、水産加工業やお茶の販売などに関わる事業者さんを訪問。現地を見て、お話を聴き、事業者さんのお人柄に触れ、素敵な商品やサービス、心がこもった美味しい食材などを味わい、様々に気づき、胸を打たれ、考えさせられました。

また、今回訪問したのは、ミュージックセキュリティ社の被災地応援ファンド「セキュリテ」に参加されている事業者の方々でした。

☆矢部園(塩釜:お茶)
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☆とらやフーズ(石巻:たらこ・明太子)
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☆鵜の助(石巻・わかめ)
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☆歌津小太郎(南三陸:こんぶ)
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☆マルトヨ水産(気仙沼 さんま)
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☆斉吉商店(気仙沼:さんま)
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セキュリテ被災地応援ファンドという、復興支援に関わるための新しいお金の生かし方の存在も知りました。
ファンドを通じて、事業者を応援し、復興の過程を見守るという形で、一過性ではなく継続して関わっていくというのは、被災地支援の新しい形だと感じました。応援していきたいと思います。

東日本大震災のことは、時が経っても忘れることなく、被災地の応援などもできることを少しずつ継続していくことが大事だと改めて実感しました。

関係者、お会いしたすべてのみなさんに感謝です!
ありがとうございました!

☆セキュリテ被災地応援ファンド


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仙台市視察

本日午後から明日にかけて、仙台市の視察にきています。
「東日本大震災の宅地被害とその復旧について」市内の被災者の会の事務局長へ、
仙台市役所に「仙台市災害時要援護者避難支援プラン」についてお話を伺いました。

◼宅地被害とその復旧について
仙台市緑ヶ丘4丁目被災者の会 事務局長 副代表 宮野賢一様

東日本大震災で甚大な宅地被害を受けた仙台市緑ヶ丘。
復旧工事は難しい場所は集団移転、復旧できる場所は現地復旧という形で2つの道を選んだ地域です。
行政との交渉、住民との調整などに尽力した、緑ヶ丘4丁目の被災者会の事務局長からお話を伺いました。
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通常、被災地の復旧については、一被災地一事業の原則があり、全戸を集団移転せざるを得ない状況でしたが、緑ヶ丘四丁目被災者会では、仙台市に対して、具体的な対案を出して意見交換を根気良く続けたことなどにより、住民の要望に基づき、状況に応じて、集団移転、現状復帰が選択できるようになったとのこと。

住民との対話、仙台市の都市整備局との意見交換会の実施や交渉を重ねるなど、対話を通じて地域のために取り組んだ宮野氏のお話には、頭が下がる思いで、大変学ぶことが多くありました。

その後、宅地被害の現状を説明いただきながら見学し、非常に考えさせられるものがありました。

◼「仙台市災害時要援護者避難支援プランおよび、災害時要援護者情報登録制度」
仙台市役所健康福祉局 総務課 社会課

仙台市役所に伺い、災害時要援護者支援の取り組みについて、概ね学校区毎の小地域福祉ネットワーク活動についてのお話を伺いました。
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災害発生時の災害要援護者の取り組みについては、江東区でも課題としてあがっているところですが、仙台市では、「災害時要援護者情報登録制度」という取り組みを行っています。
災害時に安否確認や避難誘導などの支援を必要としている方から、自分の情報を町内会等に提供することについて同意をいただいた上で、仙台市に災害援護者として登録頂き、その情報を地域団体に提供することにより、地域における避難支援体制作りに活用いただくこと目的にしています。
情報提供先は、町会・自治会、(自主防災組織)、民生委員、地域社会福祉協議会、地域包括支援センター。市内に1400ある町内会に配布し、平成25年3月現在の登録者数は12066人とのこと。

この他に、地区社会福祉協議会による「小地域福祉ネットワーク活動」についてお話を伺いました。
住民に最も身近な組織として、地域の方々の参画により組織されている任意団体が地区社協。
仙台市では、住民主体により、地域福祉を進めて行くため、概ね地区の連合町会を範囲として103地区の地区社協があります。
地区社協では、地域の福祉課題を捉えて、民生委員や町内会、ボランティアなどの関係団体の協力を得ながら小地域ネットワーク活動などの事業を、地域の実情にあわせて取り組んでいます。
災害時に助け合うためには、日頃のつながりが欠かせないということで、具体的な活動として、安否確認や見守り支援、生活支援について説明頂きました。

災害時の共助力を高め、地域福祉を推進するために有効な取り組みであると感じました。

2つの視察先、ともに大変学びの多いものでしたので、研究し、江東区政への提言に生かしていきます。

詳しくは別途報告書作成予定です。

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東日本大震災復興支援活動 第二回報告会@霞が関

本日、文教委員会終了後は、霞が関ナレッジスクエアで開催された東日本大震災復興支援活動の報告会に参加。
三部構成のイベントのうち、第二部、第三部に参加しました。

3月11日に発生した東日本大震災以降、被災地の復興支援に向けた各省の政策、NPOや企業などで、数多くの協働が行われてきましたが、このイベントは発災から2年が経とうとする今、復興支援の現状を共有する目的で企画されたとのこと。

中央省庁、NPO、企業のCSR関係者や、企業に勤務するプロボノの方々や大学の先生、弁護士などが行ってきた復興支援活動についてお話を伺いました。

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東日本大震災復興支援活動 第二回報告会ランチミーティング@KKC 番外編
☆プログラム
・司会進行 池本修悟(市民キャビネット事務局長/ランチミーティング呼びかけ人
☆プログラム 第二部
・発表者一覧(各10分程度)
「長洞元気村IT革命
 〜復興支援ITボランティア・岩手県陸前高田市長洞元気村での活動事例〜」
 武井茉莉花(復興支援ITボランティア/千葉大学3年生)
「学びを通じた被災地の地域コミュニティ再生支援事業
 ~岩手県大船渡市“デジタル公民館まっさき”活動紹介~」
 山田瑞恵(霞が関ナレッジスクエア)
「被災地支援にもっともっとICTを活用するために、いま
考えておかなければいけないこと~東日本大震災と米国の事例から」
 宮川祥子 慶應義塾大学看護医療学部准教授
「二年間を振り返って」
 龍治玲奈(日本マイクロソフト)
「これからの防災のあり方について考える~防災社会デザインコンソーシアム~」
 武田圭史(慶應義塾大学環境情報学部教授)

☆プログラム 第三部
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・発表者一覧(各10分程度)
「現地の事業者が語る沿岸被災地の今と“研修”“学び”という被災地への関わり方の提案」
 八重樫 真(岩手県北自動車株式会社(岩手県北バス)東京営業所 所長)
「復興へ それぞれの思い」
 箕輪 憲良(ヤフー)
「復興支援活動における社員協働型ボランティア
 ~複数企業・団体によるマルチステイクホルダー連携への発展~」
 藤田 知洋(日本HP)
「被災地の社会教育復興~saveMLAKを中心に」
 神代 浩(文部科学省)
「災害復興法学のすすめ~公共政策と危機管理の新デザイン」
 岡本正(弁護士)



ICTを活用した復興支援活動など様々な観点からのお話は、大変参考になるものでした。

多くの企業、団体の取り組みが紹介されたのですが、
江東区大島に本社のある、日本ヒューレットパッカード社が東雲住宅の被災者のために行っている就労支援、PC教室などの取り組みも紹介されました。
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企業のCSR部門と社員ボランティアが連携した、ボランティアチームによるもの。
江東区内の被災者支援の状況について、行政側の取り組みや、企業との災害協定締結などの話は議会でも報告があるのですが、実際に企業でボランティアに携わる社員の生の声をお伺いすることは大変参考になりました。

企業による復興支援は、CSR部門など企業として行う場合、社員ボランティアが自発的に行うものなど様々な形があります。
東日本大震災の発災を機に、会社員が仕事をするなかで身につけたスキルや専門性を生かしてボランティアを行う、プロボノ的な活動が増えてきました。

今後の課題としては、復興支援活動に永続的に取り組んで行く、サステナビリティや将来の災害に備えた組織作り、地域を超えた連携づくり、など様々あることが、複数の参加者の方々のプレゼンで共通して述べられました。
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復興支援における様々な取り組みの中で、このように多様なバックグランドを持つ産学官の各界の人たちが、志を持ち、専門性を生かして創意工夫しながら支援に取り組むことは素晴らしいと思います。
勉強会のあとの交流会にも参加させていただきましたが、様々な立場から復興支援や社会活動に取り組む方々と有意義な情報交換ができ、感謝しております!

議員の立場としても、個人としても応援したいと思いますし、私自身もできることをやっていきたいと思います。


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映画「happy」上演会@福島

昨日は、丸の内朝大学の福島復興学チームの有志の皆さんと福島へ。
映画「happy」の上演会の運営を、メンバーの皆さんと行いました。
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1月にも東京で上演会があり、その上演会でいただいた費用をもとに、福島で無料上演会を行うというペイフォワードプログラム。
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世界にある、様々な幸せの形を描いた「happy」という映画を鑑賞。
GNH(国民総幸福量)で話題のブータンなど世界5大陸16か国を巡り、心理学者や脳医学者と「幸せになる方程式」を明らかにするドキュメンタリー映画です。

まず、映画を鑑賞し、続いて、プロデューサーの清水ハン栄治さんトークセッション。
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そして、次のセッションはワールドカフェスタイルで、2つのグループに分かれ、それぞれが持つ「幸せ」とは何かを共有しました。

参加者には、福島に在住し、今回の東日本大震災で被災された方や、東京の他、国内各地で上演会の趣旨に賛同した方、スタッフ含め40人くらいおりましたが、それぞれが幸せを感じる瞬間は何か、、などかなり深いお話をみんなで共有できたと思います。

運営に少しでも携わり、みなさんと共に思いを共有でき、私も感慨深いものがありました。
関係者の皆様、参加者の皆様ありがとうございました!

☆☆☆
お昼は、会場のふくしまキッチンビルの1階にある「かーちゃんふるさと農園わいわい」でランチをいただきました。
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避難しているおかあちゃんたちがが手作りで作っているのですが、優しい味で、野菜も多く、おいしかったです。
福島の駅前の商店街にありますので、お越しの際にはぜひ寄ってみてください。



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江東区議会議員
鈴木 あやこ
江東区議会 江東江東新時代の会
(無所属)

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