昨日は、毎月恒例の鈴木あやこ区政報告座談会「あやこcafe」を開催しました。
第66回写真

今回は、24日に閉会した江東区議会第4回定例会の報告と、決算審査特別委員会で私が行った「民泊について」の質問と、議会で扱った豊洲市場関連の案件と、議会の動きについてお話ししました。
第66回写真②



☆話題①民泊問題について資料(スライドシェア)

☆話題②豊洲市場問題に関する情報提供資料(スライドシェア)

話題①民泊問題 については、豊洲や有明、東雲のマンションの管理組合の方、自治会関係者、マンション管理士の方、不動産関係の仕事に従事されている方などがお越し頂いており、私の方から議会質問や背景などについて詳しいお話をするとともに、実際にインターネットによる違法民泊に関してお困りの方、民泊に興味のある方など、皆さんと議論をしました。
「違法民泊についての対応」のほか、「インバウンドにつながるホスト滞在型などよい民泊の検討の必要性」をお話ししました。


参加者からは
・違法民泊については、大変深刻な状態が続いており、京都や大阪のような断固とした対応を江東区もぜひ取って欲しい。
・有明地区においては、最近は民泊問題は話題にならなかった。規約変更や広報などの初期対応が良かったのではないか、とのこと。
・多くのマンションの管理組合からの相談などをマンション管理士として受けているが、違法民泊に対応できているマンションは、管理会社がしっかりしており、住民以外の方の出入りをチェックしたり、声かけなどを行っている。
・ホスト滞在型民泊は、国際交流のためにも必要。実際に、子どもたちが結婚した後広くなった自宅でホストファミリーとして外国人をもてなしたい、という高齢者の方の要望もある。

との声があり、アンケートでも、
「当マンションにおいても民泊の疑いのある事例が発生しており、油断ならない状況のため、今後に向けて、新たな情報を得るべく参加させて頂いた。大変参考になった」
などの声を頂きました。

後半の話題は、
②「豊洲市場問題について」
豊洲・有明・東雲など地元の参加者が多かったため、「移転延期は大変残念」「風評被害で困っている、うんざりしている」「オープンを心待ちにしていたのに残念」「この状態がいつまで続くのか」などのご意見を頂きました。
風評被害については、強く感じている方と、あまり感じていないかたの温度差も少し感じました。

江東区議会の動きとして、豊洲市場の移転延期について、清掃港湾・臨海部対策特別委員会の資料や、私が議会傍聴した際の感想(当該委員ではないため)、豊洲ぐるり公園の凍結については、私が委員として出席した建設委員会の状況をもとにお伝えました。

江東区議会のスタンスとしては、議会最終日に採択された、
「豊洲市場の土壌汚染対策に万全を期すことを求める意見書」
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に区議会、江東区としての思いが凝縮されている、ということもお話ししました。

豊洲市場問題については、土壌汚染問題の完全解決、その後、小池知事をはじめとする東京都が「安全宣言」を徹底して行い、豊洲のブランドイメージの回復を行うこと、などが江東区として求めている部分だと思います。
それに加え、地域住民の皆さんや、行政、区内事業者の皆さんなどが一体となって江東区・豊洲の街の良さを伝えるブランディング戦略の強化が必要です。
そのためには、先日の水彩都市フォーラムで話題になったように区内全域に流れる水辺を中心にまちを盛り上げていく、という方向性が大事ではないかと私からはお話ししました。

皆様、ありがとうございました。







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