みなさま、こんばんは。

本日の防災・まちづくり対策特別委員会について、豊洲地区の開発案件以外の事項についても質問・陳情審査の意見などを表明させていただきました。
改めてご紹介いたします。

■陳情審査「東日本大震災の自主避難者に対する支援に関する意見書」
東日本大震災から6年が経過しようとしている中、来年の3月で、自主避難者を含めた被災者への住宅の無償提供期間が終了することなどから、被災者に対しての住宅支援を始めとする、被災者の実情に寄り添った、きめ細やかな支援策の充実を求める意見書です。
意見書提出についての陳情があり、審査の結果、本日意見書採択されることとなりました。
(正式には本会議の議決によります。)


■鈴木の意見
被災者支援の意見書について
・福島からの被災者を1000人ほど受け入れ、区や社会福祉協議会、豊洲地区連合町会や
企業など、行政、地域が連携し支援を行ってきたことについては評価する。
以前の定例会で意見を述べたように、今後は被災者の生活再建の支援や住宅の相談、
心のケアなどをしっかりやっていくように質問し、要望した。

住宅については、都営住宅は専用枠を200戸、100戸追加したということでるが、
前回質疑した際、区営住宅については被災者には提供できる余地はなく、来年の3月で
住居の無償提供を一律打ち切るというのは厳しいものがある。
弾力的な支援が必要であると考える。

被災者支援については、震災や被災者のことを忘れることなく続けていくことは大切である。
意見書については、陳情者の要望を100%反映することは難しいかもしれないが、できること、できそうなこと
をしっかりと整理し、区として提出していくことに賛成する。

関連する報告事項として、被災者支援の現状について、というものがありました。
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■防災訓練について
江東区の総合防災訓練と、地区訓練に関する報告です。
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この報告について、特に有明地区の防災訓練の報告について質問・要望させていただきました。

①江東区の総合防災訓練、地域訓練について、年々参加者が増えているということで、良かったと思う。
中でも、有明小学校・中学校の訓練については、はじめての実施であり、実行委員会を組織して、有明マンション連合自治会と一緒に地域の防災訓練を実施したということは意義がある。
参加人数が500人ということについて多いか、少ないかという話はあるが、私は思ったよりも多かったが、初めての盆踊りに数千人レベルの人が集まったことからするとともう一歩ではないかと思っている。
有明地区について、参加者を増やしていくことは大変だと思うが、どんな工夫を区として行ったのか、伺う。

→有明マンション連合自治会と連携し、チラシの全戸配布を行った。


②地域の特性に合った訓練ということで、
・蹴破り戸や、屋内消火栓訓練などを行ったということで、いいことだと思う。
参加者の声はどうだったのか、伺う。

→蹴破り戸体験については、20枚ほど用意したが、日頃できないことであり、評価が高かった。

③若い世代に防災に興味を持ってもらうことについて
有明は他の地域よりも住民の平均年齢が低く、こどもたちもたくさんいることから、若い世代向けの
取り組みは大切。コミュニティの強化にもつながる。
どのようなことを区として考えているか。

→住民と中学生との連携、自主防災組織への働きかけなどを行っている。

【要望】
おまつりなど、たくさんの人が集まる機会をとらえ、コラボレーションして防災の取り組みを啓発
するなど、実施していただきたい。と要望する。

地域の防災力の向上、息の長い被災者支援などについても、行政にしっかりと求め、取り組んでいきたいと思います。

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