みなさんこんにちは。
江東区議会議員の鈴木あやこです。
8月18日〜19日の2日間、地方議員仲間の勉強会(自治体政策青年ネットワーク)で、北海道札幌市を視察してきました。
大変充実した視察でしたので、2日間に分けてご紹介いたします。
前回のブログに続き、このブログでは、2日目の札幌市 子ども発達支援総合センター「ちくたく」の視察についてお伝えいたします。
◾️2日目(札幌市 子ども発達支援総合センター「ちくたく」)
2日目は、こども発達支援総合センター「ちくたく」を視察しました。
この施設は、発達に遅れや障害があったり、心に悩みを抱えるお子さんに対して、
医療、福祉の面で一元的にアプローチをする。病気や障害など、ケアが必要なお子さんをいろいろな面からサポートする。
全国でも珍しい施設です。
「ちくたく」は医療施設や障害児の方の入所施設、通所施設などの8つの施設から構成されています。
「ちくたく」の成り立ちは、もともとは病院で、市立札幌病院の精神科病棟の児童部門が、平成24年に札幌市の健康福祉局に移管し、
平成27年に発達の遅れや障害のある子供たちに対し医療、福祉支援を総合的に提供する複合施設としてリニューアルオープンしました。
医師の方を常時配置しているということも大きな特徴になっています。
札幌市の「ちくたく」のように、医療と福祉、教育など他分野で連携ができている複合施設は全国でも非常に珍しい先進事例。
説明を伺ったのちに、施設の一部を見学させていただきました。
(利用者の方がいらっしゃらないエリアをご案内いただきました)
江東区にもこども発達支援センターや障害を持つお子さんの通所支援施設はあるのですが、医療機関との連携は課題になっています。
札幌市は、政令指定都市であり、市立病院をもともと持っているという強みもあり、全国トップクラスの手厚い支援を実現しています。
ちくたくの事例から、江東区の発達障害児の方々への支援をよりよくしていくことについて、学んでいき、区政に提案ができればと思っています。
どの事例も大変参考になるものだったこと、全国の自治体議員仲間とも政策に関して情報交換や近況などを確かめ合える素晴らしい機会でした。
1泊2日の短い時間でしたが、とても有意義でした。
江東区政にしっかり生かしていきたいと思います。
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自治体政策青年ネットワーク(JISSEN)研修会 開催概要
場所:北海道札幌市
◾️1日目(8月18日)
1、ドコモショップ札幌とジモティとの連携による子ども服、絵本リサイクルの取り組み
(ドコモショップ札幌の現地視察)
2、リサイクルの促進、自治体とジモティとの連携
(環境コンサルタント関根久仁子氏)
3、学校改革の取り組み「本気で挑戦する人たちの母校」
(札幌新陽高等学校 前校長 荒井 優氏)
◾️2日目(8月19日)
札幌市 子ども発達支援総合センター「ちくたく」