みなさんこんにちは。
江東区議会議員の鈴木あやこです。

昨日、9月20日に江東区議会第3回定例会の2日目が開催され、鈴木あやこは一般質問を行いました。
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地下鉄8号線や豊洲・辰巳・枝川などの地元のまちづくりのほか、リサイクルや女性特有の健康問題(PMSや更年期・フェムテック)など今までの江東区議会でなかった視点のものも入れてお話ししました。
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質問の内容について、テキスト版で4回に分けてご報告いたします。
スライドでご覧になりたい方はこちらをご覧ください。



【質問】
4.女性特有の健康課題について

女性活躍をすすめ、ワークライフバランス社会を実現していくためには、女性特有の体調変化などの健康課題について社会的理解を深め、働きやすい職場環境を整備していくことが、必要不可欠です。

(1)更年期やPMSに関する支援体制について
更年期障害とは、40歳を過ぎたころからみられるホルモンバランスの乱れが原因となる、のぼせや動悸、頭痛、うつ症状などのさまざまな心身の不調のことをいいます。つらい症状に対し、適切な対応が取れなかったり職場の理解が得られなかったりすることを要因とした更年期離職も46万人にのぼるなど、女性の活躍を阻害する要因ともなっています。
PMSとは月経前症候群とも言われ、生理前に起こる心や体の不調のことです。イライラや気分の落ち込み、腹痛、むくみ、頭痛などが代表的な症状です。こちらも症状に個人差があり、職場での理解不足などで、人知れず困難を抱える女性も多く、労働力の低下による経済損失も課題になっています。
これらの女性特有の健康課題について、区民や区内事業者に対する普及啓発に力を入れるとともに、具体的に症状が出た場合の相談体制を整備することも必要ですが、区の認識について伺います。

① 啓発活動について
本区では男女共同参画推進センターの講座や、広報誌を通じた啓発などを行なっていますが、男女共同参画センターだけでなく、所管を超えた庁内連携を行い、多拠点・多様な実施形態で啓発を行うべきだきと考えますが、見解を伺います。

②相談体制について
女性特有の健康課題について、具体的症状や不安がある区民の方に対する相談について、現状の体制や今後について伺います。

(2)区職員に対しての女性特有の健康課題に対する対応について

江東区役所における、女性特有の健康問題に対しての相談体制や制度について、具体的な取組み、相談事例について伺います。

(3)フェムテックについて

フェムテックとは、女性特有の健康課題をテクノロジーで解決するサービスのことです。具体的には生理用品や婦人科系疾患の医療機器、月経周期管理システムや遠隔健康相談サービスなどが挙げられます。
フェムテックの普及により、不妊治療の支援や、月経に伴う症状による生産性の低下の防止、更年期症状による望まない離職を減らすなどの効果なども期待されています。
経産省所管で実証実験なども行われ、地方自治体の取り組みも広がっています。横須賀市では、LINEを通じて妊活・不妊治療の情報提供を行う企業と連携し、「妊活LINEサポート事業」を実施。
東京都でも、フェムテックの活用を通じて、女性が働きやすい環境を整備するために、事業主や都民に意識啓発を図っていくという考えを都知事が表明されています。本区としても区民や区内事業主などに対する取り組みを強化するべきです。
また、男女共同参画推進センターで実施している講座を文化センターや若者女性しごとセンターなど幅広い拠点で拡充していくべきと考えますが、区の見解を伺います。

【答弁】
(1)女性特有の健康課題について
まず、更年期やPMSに対する支援体制についてです。
啓発活動については、毎年、男女共同参画推進センターにおいて、女性の健康に関する講座の実施や広報誌等により、区民の理解が進むように努めており、さらに、今後、企業における女性の健康に関する講座を府内事業者向けに開催する予定です。
また、保健所、保健相談所では、3月の女性の健康習慣に、関連のパンフレットの配布などを行っているほか、本年3月に実施の健康センター事業「女性の身体講座」において、女性ホルモンと更年期障害をテーマにしたズームによる講演会には、100名の定員を超える多数の参加をいただいたところです。
引き続き、男女共同参画推進センターを男女共同参画推進の拠点としつつ、各所感と連携して、区民や区内事業者へのさらなる啓発に努めて参ります。
 相談体制についてですが、体調面については人により様々な症状が現れることから、保健相談所で実施している健康相談をご利用いただいております。

(2)区職員への女性特有の健康課題に対する対応について
まず職員の女性特有の健康課題等の相談体制についてですが、従来からの外部委託による産業医面談や、カウンセリング相談に加え、本年4月からは、保健師を配置し、女性特有のものも含め、健康相談に常時対応できる、きめ細やかな体制といたしました。なお、本年度はこれまで、女性特有の健康課題に係る相談実績はありませんが、必要に応じ、産業医や保健師等が体調を確認し、専門的な医療機関への受診につなげることとしております。また、約3%の女性職員が生理休暇を活用しておりますが、服務研修をつうじた女性特有の健康課題への理解促進と、婦人健康診断による健康不良の早期発見により、体調に応じて働くことができる職場環境の整備に努めて参ります。

(3)フェムテックについて
女性の個性や能力が十分に発揮できるように女性特有の健康課題の解決のための有効なツールであると認識しており、今後も女性の活躍推進に関する講座や情報誌頭に置いて、フェムテック等の意識啓発に努めて参ります。
また講座等の拠点の拡充については、多岐にわたる講座を開催しているため、回数等の課題があり、可能なものからオンラインを活用した講座の開催について検討して参ります。


☆☆☆
 フェムテックについては、担当課と最初に質問の打ち合わせをした際に、「フェムテックってなんですか?」という反応をいただき、言葉についてはご存じないようでしたが、男女共同参画推進の取り組みの中で、女性の健康問題については以前から取り組んでいるという答弁をいただきました。
答弁自体は意外と前向きなものでしたので、PRの仕方やターゲットを工夫すれば今まで響かなかった区民や事業者の方々にもアピールできるのでは、と思いました。

フェムテック市場など、現在注目されておりますし、生理やPMS、更年期など、これまで女性のからだの問題に触れること自体がタブー視されていた現状を少しでも変えるきっかけになればと思っているところです。

江東区政が少しでも前進するよう、取り組んで参ります。

本ブログの質問答弁は、鈴木あやこ作成のメモをもとに作成しました。
正確な記録は江東区議会議事録に2ヶ月後を目処に掲載されます。
誤字・脱字等もございましたらご容赦ください(気付き次第適宜修正します)


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