2022年仕事納め:江東区議会臨時会で、「出産子育て応援交付金」を議決

みなさんこんにちは。
江東区議会議員の鈴木あやこです。

昨日12月28日は江東区議会と江東区役所の仕事納めでした。
江東区議会は第4回定例会が12月14日に最終日となり、一旦閉会したのですが、補正予算「出産・子育て応援交付金事業」の審査・議決を行うために第2回臨時会が召集され、私の所属する企画総務委員会で審査が行われました。
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補正予算については、江東区では7億1500万円を計上。
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 出産・子育て応援交付金については、国の事業で、妊娠期から子育て期まで身近で相談・支援を行う「伴走型相談支援」を行うとともに、出産育児関連用品の購入や子育て支援サービスの利用等における負担軽減を図るため、妊娠届出後及び出生届出後にそれぞれ5万円(合計10万円)相当の「子育て応援ギフト」という「経済的支援」を行うもの。

 東京都については、東京都出産応援事業(赤ちゃんファースト)の施策を合わせると、出産される世帯の方には合計で20万円(ポイント)相当の応援金が給付されることとなります。
私からも、子育て世代の声を反映した質問を、会派の意見を取りまとめた上で企画総務委員会の中でさせていただきました。

■東京都出産応援事業(赤ちゃんファースト)との連携や江東区支援事業のメニューの充実。
■母親のニーズを反映したきめ細やかな面談実施と体制強化
■流産・死産した方々へのケアの充実(ペリネイタルロス)
が主な質問項目です。

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 国の補正予算交付の決定が急であったこともあり、財政当局もスピード感を持って区の補正予算を編成したこともあり、今年最終日の議会開催・可決。

今回の給付金は、東京都の制度と合わせると20万円相当が給付される、出産世帯にとっては金額の大きなもの。

子育て世代を応援するという意味では意義のある施策です。
子育ての応援については、私自身も重要施策としてしっかり取り組んでいきたいと思います。

 この日は最終本会議後に、江東区の仕事納めがあり、山崎区長をはじめ、幹部職員の皆様とも区議会にてご挨拶をさせていただきました。夏以降、体調不良で長期療養をされていた押田副区長も、議会終了後に久しぶりにご挨拶にいらっしゃいました。
年明けは1月4日から江東区では仕事始めです。

この日は、私は夜に区政報告座談会「第140回あやこcafe」を行いました。
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いつもの方も初めての方もいらっしゃり、2022年の江東区のニュースやそれぞれの1年を振り返りました。

開催報告については、ブログに記載しております。
https://www.suzukiayako.com/archives/52358916.html

年末はあと3日になりますが、まだ年始準備や仕事などがあり、最後まで終わりそうにありません。
しっかり年末の締めを頑張りつつ、来年に向けてもしっかり取り組んでまいります。




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地下鉄8号線沿線まちづくり構想素案〜地下鉄8号線・まちづくり推進特別委員会

みなさんこんにちは。
江東区議会議員の鈴木あやこです。

昨日、12月7日に江東区議会の「地下鉄8号線延伸・交通対策推進特別委員会」に委員として出席しました。

☆案件表(議題7件・報告事項5件)
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今回の委員会については、
「都心部・臨海地域地下鉄構想の検討状況について」

「地下鉄8号線まちづくり構想」の素案

「江東区自転車利用環境推進方針」

など江東区の交通政策の中で重要なものが多く議論されました。
私も上記案件について多くの発言をいたしました。

前回のブログで、「臨海地下鉄構想の検討状況について」の質疑をご紹介した際、たくさんの反響をいただきありがとうございます。

「地下鉄8号線まちづくり構想」の素案

についての質疑も併せて紹介させていただきます。

まずは、委員会の報告内容は、

・地下鉄8号線沿線まちづくり構想素案について(PDF)
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今回の委員会では、臨海地下鉄の報告とともに、「地下鉄8号線沿線まちづくり構想」の素案が報告されました。
 江東区では、地下鉄8号線の沿線まちづくり構想策定のために、区民ワークショップやアンケート、学校の出前授業や「地下鉄エイト夢まちフォーラム」など様々な取り組みをおこなっていて、この度素案が完成し、報告がありました。

 素案では、沿線地域のまちづくりの方向性の他に、枝川や千石の新駅を含めた5つの駅の周辺のまちづくりについて、個別に将来的な展望が示されました。
今回公表された地下鉄8号線沿線まちづくり構想の素案に対しては、今後パブリックコメントや地域住民の説明会をおこなった上で、3月末にまちづくり構想を策定するというスケジュールになっています。


資料については、
地下鉄8号線沿線まちづくり構想概要版
に書かれております。

質疑内容について紹介いたします。


☆質疑内容☆

(2)(仮称)地下鉄8号線沿線まちづくり構想(素案)について
【質問・意見】
・短期間で区民の意見を聞いた上でこのような素案を作成したことについては評価したい。今後もしっかり取り組んでいただきたい。
その上で、何点か質問

①舟運について
資料2−2 P5について
各駅周辺で目指す姿について豊洲駅周辺は、「水辺環境を生かし、持続的に発展する安心安全な次世代都市」、水辺環境を生かした舟運の活性化や次世代交通等における回遊性の向上をあげている。
江東区ではここ10年ほど、オリパラ開催も機に観光舟運や水辺を活用したコミュニティ活性化については取り組んでいる。
水辺の散歩道の整備なども区として実施している。
現在豊洲エリアについては、水彩まつりなどの取り組みもやっている。

舟運については、東京都が「東京舟旅」の実証実験をおこなったり、通勤手段としての活用も含めて「船での交通アクセス」についても取り組み始めているが、具体的にどのように取り組んでいくのか。

②東陽町駅周辺のまちづくりについて
東陽町駅周辺のウォーカブルなまちづくりについて、地下鉄8号線延伸までにどう進めていくかが課題。
江東区役所の庁舎をランドマークとしていくという記載もあった。
駅から庁舎をウォーカブルにしていくという場合、庁舎を建て替えして、東陽町駅からデッキなどで結んでいく、賑わいの拠点を作っていくということになると思うが、商業的な賑わいなども必要となり、庁舎にそのような機能をもたせることも含めて検討することになると思う。
今後区としてどのように進めるか。

③まちづくりの実現に向けての部分
舟運に関しては、豊洲地区運河ルネサンス協議会は10年以上の取り組みの蓄積があり、東陽・新砂地区の運河ルネサンス協議会も事業者が、海床の活用や水辺の散歩道の活用、自動運転船など様々な取り組みもしており、実証実験に先日参加した。
舟運の推進については、運河ルネサンス協議会と連携の必要があると思うがどのよう考えているか?

【答弁】
①ワークショップでの地域の意見にも水辺の魅力向上が挙げられていた。舟運の活性化もそこに含まれていた。
今後豊洲駅周辺のまちづくりについて深度化を行う際、臨海部のまちづくり、ESgプロジェクト、舟通勤の実証実験、有明アリーナの船輸送の実証などを踏まえて臨海部の舟運について検討していきたい。

②東陽町駅については、区役所をランドマークというのはひとつの意見。区の新庁舎は東陽町になると決まっているわけではない。
駅周辺の賑わいについては今後考えていきたい。

③新砂地区の運河ルネサンス協議会については、8号線イベントの周知のために、汐浜運河の運河ルネサンス協議会取り組みを含めて立ち話で意見交換した。
東陽町のまちづくりについて、運河ルネッサンス協議会が注目しているという話があった。
今後運河ルネサンス協議会と、駅周辺のまちづくりについて連携することも考えている。


素案では、沿線地域のまちづくりの方向性の他に、新駅を含めた5つの駅の周辺のまちづくりについて、個別に将来的な展望が示されました。
たとえば、豊洲駅周辺は「水辺環境を生かし、持続的に発展する安心安全な次世代都市」、枝川駅は「水辺に囲まれ、安らぎと賑わいが調和する環境推進拠点」といったように、「水辺環境の活用」や船による交通「舟運の活性化」なども掲げられていました。
 江東区は、水辺に囲まれた街で、観光や地域コミュニティの活性化のために、ここ10年ほどの間、オリンピック開催も機に観光舟運や水辺を活用したコミュニティ活性化や水辺の散歩道の整備などにもとりくんできたのですが、今回の地下鉄8号線沿線まちづくりのなかでも、舟運、水上交通が取り上げられていたというのは、個人的にとても嬉しい要素でした。


地下鉄8号線の延伸だけでなく、臨海地下鉄構想も動き出し、今後、交通網の整備がさらに進むことによって、江東区のまちもさらに発展していくと期待しています。

交通政策の推進や沿線まちづくり構想の実現に向け、私もしっかりと取り組んでいきたいと思います。


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臨海地下鉄構想とゆりかもめ延伸について聞きました〜地下鉄8号線・まちづくり推進特別委員会

みなさんこんにちは。
江東区議会議員の鈴木あやこです。

昨日、12月7日に江東区議会の「地下鉄8号線延伸・交通対策推進特別委員会」に委員として出席しました。

☆案件表(議題7件・報告事項5件)
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今回の委員会については、
「都心部・臨海地域地下鉄構想の検討状況について」

「地下鉄8号線まちづくり構想」の素案

「江東区自転車利用環境推進方針」

など江東区の交通政策の中で重要なものが多く議論されました。
私も上記案件について多くの発言をいたしました。


今回の委員会では、臨海地下鉄の報告についての質疑をご紹介させていただきます。
(1)都心部・臨海地域地下鉄構想の検討状況について
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(1)都心部・臨海地域地下鉄構想の検討状況について
都心と臨海副都心とのアクセス利便性を向上させる路線である、都心部・臨海地域地下鉄構想について、東京都が国や学識経験者を交えて設置した、
事業計画検討会による 事業計画案が公表されたことを受け、地下鉄8号線事業推進課から報告がありました。

地下鉄のルートはJR東京駅と東京メトロ日本橋駅の近くに設置する新駅の「東京」を起点とし、東京メトロ銀座駅付近の「新銀座」を経由。
晴海通りや都道環状2号に沿って「新築地」「勝どき」「晴海」「豊洲市場」を通り、りんかい線国際展示場駅とゆりかもめ有明駅の近くに設ける「有明・東京ビッグサイト」に至る総延長6kmのルート。7駅が新設されるという計画です。

概算の事業費は4200億~5100億円で、都は開業後30年以内の黒字化を見込むとしています。
今後、事業性を向上させるために、東京駅への延伸計画があるつくばエクスプレスとの接続を検討し、臨海部や首都圏の国際競争力を目指すため、JR東日本が計画する「羽田空港アクセス線」との接続を検討するとしています。

東京都は今年の3月に公表した「東京ベイeSGまちづくり戦略2022」で、築地と有明を結ぶ直線上に街づくりの骨格となる交通軸を設ける構想を描いていて、ベイエリアの交通網を充実することで、東京の持続的な発展につなげていくとしています。

江東区としては、臨海地下鉄が整備された場合、地下鉄8号線ともに臨海部の公共交通として大きな役割を担うことになるため、公表された事業計画案を踏まえ、臨海部における交通網のあり方について今後検討をすすめる。
という内容でした。




【質問】
①臨海地下鉄については、新豊洲・国際展示場を結ぶ臨海エリアのアクセス向上に資するものであり、区としてもぜひ積極的に参画してほしい。(2022年9月、2021年11月など、毎年一般質問)

9月の第3回定例会の質問時の答弁では、「東京都や国の検討会での動向を注視して今後対応する」との答弁。
今回、臨海地下鉄の事業計画案を東京都が示したことで、区としてのスタンスも、「公表された事業計画案を含めて、臨海部における交通網のあり方について検討する」と一歩前進。
今後、長期計画や地下鉄8号線のまちづくりの計画にも盛り込んでほしい。
区としてはどのように捉えていくのか、東京都ともしっかり連携してほしい。

【答弁】
①区として、臨海地下鉄構想に関してどう対応していくかをこれから考えていく。
東京都を含めて、江東区としての意見はまとめてお伝えてしていく。
しっかりまとめた上で、東京都に区からの要望を伝えるそのような場を持ちたいと思っている。
まだ具体的な考えは区としてまとめていない。


【質問】
②山崎区長は、臨海地下鉄の終着地について、「海の森まで延伸してほしい」という要望を2022年10月に行なっている。
海の森は、東京都が東京ベイeSG プロジェクトの一環として、モビリティや再生可能エネルギーの活用を推進していたり、2024年度末にはオリンピックレガシーとしての海の森公園が完成する予定で、江東区してはパークエリアとして、若洲公園との連携なども含めたスポーツやレジャー拠点としてのまちづくりを目指しているエリア。
現在は鉄道による移動手段がないので、交通アクセスを改善するために、「海の森」までの延伸を要望した。

これを受けて、小池知事としては、「本当に利用者がいるか、採算が取れるかを調べて決める」という趣旨の回答をしたと報じられている。

区としては、「臨海地下鉄の海の森までの延伸」について具体的にどのように捉えているのか。
区長発言に至るまでの間で、区の中でも議論があったものなのか。


【答弁】
②山崎区長から都知事への臨海地下鉄の海の森への延伸の要望については、区長から定例会の答弁で言及があったが、東京ベイESGプロジェクトでも言及されているような、海の森を屋外スポーツやレジャーの拠点として集える場所とした場合、将来的に交通アクセスの充実が求められることを踏まえて、「海の森までの延伸の可能性を残してほしい」という意味での発言だと思う。
江東区としては、都市計画マスタープランにおいて、臨海部のまちづくり、交通アクセスの充実を掲げている。
臨海部における交通網の充実のあり方について区としても考えていきたい。



【質問】
③ゆりかもめ延伸計画について
現在のゆりかもめは、新橋が始発で、豊洲が終点になっているが、
ゆりかもめを豊洲から勝どきに延伸するという話が以前からあった。
10年ほど前であるが、豊洲に古くから住む住民の方から、進捗どうなってるか、勝どきまで延伸してほしい、という話を伺っている、時々そういう話が出る。

中央区については、ゆりかもめの勝どき延伸については、必要性を感じておらず、過去の中央区議会の議員からの質問についても2014年に「豊洲で永遠にとまっていてもらいたい」という中央区の副区長の答弁もあった。最近も中央区議会でゆりかもめの勝どき延伸に関する区の見解を求める区議会議員からの質問に対し、中央区はゆりかもめの勝どき延伸は意味がなく、否定的である答弁をおこなっている。

中央区としては、臨海地下鉄を積極的に推進してきたが、今回の臨海地下鉄構想について東京都から事業計画案が示されたことで、ゆりかもめの勝どきまでの延伸については完全になくなったと捉えて良いのか、わかる範囲で答弁を聞かせていただきたい。

【答弁】
③ゆりかもめの延伸計画について、中央区からの動きは把握していない。臨海地下鉄構想の推進にシフトしたと考えられる。
ゆりかもめの延伸計画については、特に進捗などは聞いておらず、話はみえていない。


④ワークショップでの豊洲地域の参加者の方からは、臨海地下鉄について議論はあったのか?
具体的な話はなかったが、豊洲駅から豊洲市場や千客万来の駅からの動線を求める様々な意見も出た。
「臨海地下鉄」というキーワードはなかった。


☆☆☆
これまで、私は地下鉄8号線の延伸に加え、臨海地下鉄に関しても推進し、江東区としても積極的に東京都と連携して進めていくよう議会質問で働きかけておりましたが、実現に向けてさらに推進していきたいと思います。

「海の森」への延伸については、山崎区長が交通アクセス向上のために東京都に要望をしているところですが、こちらについてはさまざまな賛否のご意見をいただきました。
 区長の都知事への要望は「海の森の延伸について可能性を残す」というニュアンスのものですが、必要性も含め、今後検討をしていくべきかと思います。
現実的には海の森のアクセスは、都営バスの路線の拡大や、イベント時の自動運転車の運行、オンデマンド交通など、さまざまな可能性があります。
自転車の活用も、スポーツやレジャー拠点としての海の森を活用すると考える場合、有効だと思います。


今回臨海地下鉄の話に合わせて「ゆりかもめの豊洲以降、勝どきへの延伸はあるのか?」という地元の方々から時々聞かれる質問についても区の見解を含め現状を確認しました。
延伸については、ほぼないと見て良いことが確認できました。

今後とも、地下鉄8号線と共に臨海地下鉄について推進していきたいと思います。

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江東区議会臨時本会議〜榎本議員の議員辞職の許可について


みなさんこんにちは。
江東区議会議員の鈴木あやこです。

昨日、江東区区議会の本会議が臨時で開催されました。


 7月30日に、あっせん収賄容疑で逮捕、起訴された榎本雄一議員(自民党を離党し無所属)から、「一身上の都合」により議員辞職願が山本議長宛に提出され、議員辞職を許可するために本会議が開催されました。
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全会一致で辞職が承認されました。


(榎本雄一議員には辞職勧告決議案が出され、議長権限で初日の本会議での上程が見送られていましたが、議員辞職が決議されたことを受け、辞職勧告決議は取り下げる旨、昨日の議会運営委員会で発言がありました)

 本件については、榎本雄一前議長(当時自民党)が事業者(株式会社アクト)から江東区が令和4年3月に入札を行った区施設(江東区教育センター・写真左の建物)の清掃業務委託契約の指名業者数及び指名業者名を区職員から聞き出すよう請託を受け、 区職員に申し入れをして職務上不正な行為をさせるようにあっせんし、現金30 万円の賄賂を収受した容疑により、令和4年7月30日に逮捕、同年8月19日 に起訴された事件です。
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 情報を漏洩した区職員は、入札情報を漏洩したことを認め、停職1ヶ月の懲戒処分を受けています。
区職員の処分については、昨日委員として出席した企画総務委員会でも報告がありました。
当該業者は事件を受けて指名停止処分となっています。

 榎本前議長は、容疑を否認しており、現在も身柄を拘束され、弁護士以外は接見禁止の状態が続いているとのことです。

 江東区役所では、「江東区契約にかかる不正行為等防止検討委員会」、江東区議会では、「汚職防止対策検討会」が設置され、それぞれ、このような事態の再発防止や、信頼回復に取り組んでいるところです。

 今回の事件については、区民の皆様の信頼を大きく損なう事態であり、区議会・区役所共に信頼回復を早急に行う必要があります。
議会初日に採択された決議案は、区議会議員一同、信頼回復を目指すことを誓うものです。

引き続き、常任委員会、特別委員会がありますので、しっかり取り組んでまいります。



※本ブログ記事については、江東区議会・江東区及び報道機関の情報、及び議決事項などについて、事実に基づいて記載しました。


⭐︎ 「江東区議会の信頼回復に努めることを誓う決議」を可決(江東区議会)



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⭐︎区議会議員の辞職について(江東区議会)



⭐︎ 契約にかかる不正行為等防止に向けた取り組み(江東区)




⭐︎あっせん収賄で起訴 江東区議が辞職願(10/4 東京新聞)




⭐︎入札情報漏洩の職員を停職1ヶ月 江東区(9/22東京新聞)




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【質問報告】待機児童ゼロ達成後の保育政策について

みなさんこんにちは。
江東区議会議員の鈴木あやこです。


現在江東区議会では決算審査特別委員会の真っ最中。
本日は3日目の審査が行われました。
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民生費(子育てや高齢者福祉など)の項目で、質問を行いました。

今回のテーマは「保育政策について」
具体的には、待機児童ゼロを達成した後、江東区の保育政策の今後はどうあるべきか?
ということについての質問になります。

 個人的にも「待機児童解消」については重点的な政策として取り組んでおり、「待機児童ゼロ」は、働く世代のワークライフバランスを実現するためにも重要な出来事。
江東区をさらに、「子育てしやすいまち」にしていくため、これまでの保育政策の総括という意味も込めて質問を行いました。


1.保育政策について

(1)待機児童ゼロ達成後、その先の保育政策の方向性について
待機児童解消は江東区にとって喫緊の課題であり、重点施策として取り組んできたところであるが、令和4年度の本区の待機児童数は0人となり、はじめて待機児童ゼロを達成した。
本区における待機児童は、平成20年代後半は大変深刻な状況で、平成29年に322人となったことで、「待機児童解消対策本部」を設置し、施設整備や小規模保育などを様々な施策を実施し、翌年平成30年には76人となり、以降毎年減少を続け、ついに今年度0人を達成したところである。
ピーク時には、保育園に入れない保護者の方からの切実な声や入園相談などを私自身も多くいただいていたが、最近は落ち着いてきたことも実感している。今後も、待機児童ゼロを継続することを期待している。

まずは、これまでの待機児童対策の評価、今後も待機児童ゼロを継続できるかの見通しについて伺う。

【答弁】
まず、待機児童対策の評価についてですが、これまでの間、待機児童の解消に向けて積極的な保育所整備や多様な保育サービスの実施を行ってきた。
 平成29年度には、待機児童が2年続けて増加したのを受け、「待機児童解消対策本部」を設置し、全庁的な検討を行い、公有地を活用した保育所の整備や居宅訪問型保育事業等の多様な保育サービスの提供など、様々な緊急対策を行ってきた。
 それらの取り組みを進めた結果、平成19年度以降からこれまでの間に、174園の保育園の整備、11622人の保育定員の確保を実現し、今年度の待機児童の解消につながったものと考えている。
 次に、今後の待機児童ゼロの継続の見通しについてですが、今年度達成した待機児童ゼロについては、今後も継続していかなければならないと認識している。
そのため、引き続き地域ごとの保育需要に応じた適切な確保策を講じるなど、待機児童を発生させないための取り組みを行なっていく。


(2)隠れ待機児童への対策について

待機児童数にはカウントされていない、いわゆる隠れ待機児童、例えば、「通わせたい保育園に落ちたので、育休を延長した」「通わせたい保育園に落ちたので、やむなく小規模保育園や認可外保育園に通っている」「通わせたい保育園に落ちたが、近隣で空きのある園は希望に合わなかったので申し込まなかった」など
このような方がどれくらい存在するかは把握しているか?
待機児童を本当の意味でゼロにするためには、このような「隠れ待機児童」も含めてなくしていくことが大事だが、区としては対策はどのように考えているのか?

【答弁】
いわゆる旧定義の待機児童数を把握しているか、というご質問かと思いますが、やむを得ず認証保育所を利用することとした方や、育児休業を延長することとした方、特定の保育園のみを希望している方、といった状況別で把握しており、人数としては令和4年4月1日時点で214名という状況である。
 区としての対策については、お一人お一人の個別のニーズ全てに対してお応えすることは困難と考えておりますが、先ほどご答弁した地域ごとの保育需要に応じた適切な確保策を講じることが、旧定義待機児童数の減少につながるものと認識している。


(3)年度途中の転入者の入園状況について

4月入園だけでなく、年度途中の転入者など、年初に限らず入園を希望するお子さんも存在する。
保育園に入園を希望する方が、年間を通じて入園できる状況を作っていくことが必要。

以前だと、もともと年度はじめの入園自体が厳しかったため、年度途中での入園は非常に厳しい状況だったが、現状はどうか?

【答弁】
地域や保育施設の状況によるため、一概に申し上げられない面もあるが、定員に対する空きの現状を踏まえると、0から2歳児クラスについては、年度途中での入園が未だ厳しいというケースもあると考えている。
一方で、3歳から5歳児クラスについては、定員に対する空きに一定数余裕がある状況であり。0から2歳児クラスに比べれば、地域によっては入園しやすい状況にあるものと考えている。


(4)待機児童ゼロになっても、地域的な待機児童の偏在とか、希望する園に入れない、などさまざまな課題があると思われる。
待機児童ゼロになった今、今後どのように保育所整備などをおこなっていくのか

【答弁】
本区の就学前人口は減少傾向にあり、こども・子育て支援事業計画の年齢別の推計値と乖離が生じている状況ではあるが、保育所整備については、新たに生じる保育需要も勘案する必要があるため。地域ごと、年齢ごとの保育ニーズの把握を行い、整備の必要性を見極めながら、効果的かつ効率的な保育所整備を行なっていく。


(5)待機児童対策として、入園できなかった方の受け皿として、
居宅訪問型保育事業(待機児童向け)、定期利用保育(認可外保育施設)があるが、その利用状況は?

【答弁】
9月1日現在での利用状況でお答えするが、まず、待機児童向けの居宅訪問型保育事業については、11人の方にご利用いただいている状況である。
 また、定期利用保育については、利用者数はゼロの状況である。


(6)これまで待機児童向けにおこなってきた事業について、待機児童解消を踏まえ、今後改めて位置づけを整理していく必要が出てくるのではないか。

待機児童が平成31年度にゼロになり、令和4年まで4年連続待機児童ゼロを維持している港区が、「港区の待機児童ゼロ達成後の新たな課題への対応方針」を令和3年9月に発表している。
それによると、区内における保育定員は十分確保されており、認可保育園を補完することを目的とした港区保育室や認証保育所をはじめ、待機児童向け居宅訪問型保育事業や、みなと保育サポート事業、認可外保育料助成制度(江東区の場合は、認可外保育施設等保護者負担軽減補助金)などについて、待機児童解消後に改めて位置づけを整理するとしている。

全国的に待機児童が減少しており、東京都においても34の自治体が待機児童ゼロとなっており、そのうち24自治体は昨年度から待機児童ゼロを継続しているという状況である。
・江東区においても、待機児童ゼロを達成した今、待機児童解消後の保育施設のあり方や、今後の保育政策の方向性、対応方針を考えるフェーズに入ってきていると考える。
そのようなことを考えるフェーズに入ってくると考えられるが、区の認識を伺う。

【答弁】
待機児童は解消されたが、地域や保育施設の種別によっては、定員に対して空きが発生しているという状況が生じているほか、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により社会生活も変化するなど、本区の保育を取り巻く状況は急速に変化している。
 これらの状況も踏まえ、各地域の保育需要に基づく保育量確保策は継続しつつも、これまで待機児童対策として行ってきた事業を含めた保育政策の現状の課題や今後の保育政策の検討を行うため、庁内に保育政策検討委員会を発足させた。
今年度行う予定の、こども・子育て支援事業計画の見直しとも連動させ、検討を進めていく。


【鈴木あやこ まとめ】
 地域や保育施設の種別によって、空きが発生しているという新たな課題が既に出ていること、本区の保育を取り巻く状況が変わっていく中で、区としても、これまで待機児童対策として行っていた保育政策の現状の課題や今後の保育政策の検討のため、庁内に検討委員会を立ち上げ、今まさに取り組み始めたという答弁でした。
待機児童解消後の保育政策については、本区のみならず23区でも取り組み始めたところであり、一足先に待機児童を達成した港区などの事例や近隣自治体などからも学べることは大きいかと思います。

今回は、保育政策として待機児童問題のその後について質問しましたが、保育の質の向上や保育士の処遇改善など、解決すべき課題は様々あります。保育の質の向上などについては、またの機会に質問を行いたいと思います。

子育てしやすい江東区の実現に向けて、引き続き真摯に取り組んでいただくことを期待し、質問を終わります。

☆☆☆
引き続き、子育てしやすい江東区のまちづくり、頑張ってまいります。

明日も決算審査特別委員会は続きます。
次は、土木費の質疑を予定しており、「マンション関連事業について」「都市計画マスタープランについて」の質疑を行う予定です。

おそらく明日質問の登壇機会があると思います。
応援していただけると幸いです!


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江東区議会議員
鈴木 あやこ
江東区議会 民政クラブ
(立憲民主党所属)

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