【こども若者支援事業の視察】法人さいたまユースサポートネット

江東区議会議員の鈴木あやこです。


さいたま市を拠点に子ども・若者支援活動に取り組む「NPO法人さいたまユースサポートネット」を視察しました。
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学習支援や自立支援などの事業を通して、「一人の子どもや若者も取り残さない社会」を目指して活動している団体。

 貧困などに様々な困難を抱えた子ども・若者とその家族が安心して相談できる「地域の居場所」であり続けることを使命とし、学習支援、居場所支援、就労支援を展開。
地域住民や行政と協働で様々な課題解決に取り組み、若者たちの不安や孤独感を解消する地域のセーフティネットづくりを推進しています。
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施設には公園に面した「コモンズカフェ」も併設しており、交流・体験など地域とも繋がる場となっています。
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 代表の青砥恭氏と、研究会の仲間である富田かおり前さいたま市議から取り組みについて伺い、活発な意見交換を行いました。
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全国でも先進的な取り組みに学び、超党派の同期当選議員仲間と有意義な政策談義や情報交換ができました。

関係者の皆様に感謝。
学んだ成果を江東区区政に活かせるよう取り組みます。

さいたまユースサポートネット





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豊洲幼稚園の3歳児保育を視察


江東区議会議員の鈴木あやこです。
区議会文教委員会で豊洲幼稚園を視察しました。
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「3歳児保育の取り組みについて」4年目を迎えた豊洲幼稚園の現状の取り組み状況を伺い、2つのクラスの保育について視察しました。

豊洲幼稚園では、「幼児の主体的な活動を大事にした教育課程」、「自分たちで決める」「好きなことにとことん取り組む」を大事にした教育を行っています。
視察したのは「ぱんだ組」「うさぎ組」2クラス。

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自由な遊びやお絵描き、その後のお片付けを通じて子どもたちの主体性や自由な想像力を養う活動を視察しました。
YOASOBIの「アイドル」を聴きながら踊る女の子や電車あそぶをする男の子、雪だるまの絵を描く指導など、1時間通しでみました。

その後の意見交換では、豊洲小学校との連携教育や、町会、商店街などの地域とも連携した教育活動、保護者の協力によって教育活動を充実させているというお話も伺いました。

江東区では、区立幼稚園は園児数が減り、廃園する園もある中で、3年保育を実施している豊洲保育園は園児数も多く、3歳児保育が成果を上げています。
質疑のところで、延長保育のお話や、就労している保護者が幼稚園の活動に関わるための工夫などについて質問しました。
保護者会を延長保育の後の時間に設定したり、働く保護者にも配慮しているなどの園長先生のお話も伺いました。
日頃は豊洲地域の幼稚園として関わりはありましたが、視察という形でじっくりと課題を含めてお話を伺えた良い機会でした。

江東区では区立幼稚園の在り方を現在検討中。時代にあった区立幼稚園の運営について考える上でとても実りある視察でした。
関係者の皆様ありがとうございました。

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大阪市阿倍野防災センター(あべのタスカル)視察


江東区議会議員の鈴木あやこです。

大阪市阿倍野防災センター(あべのタスカル)を視察しました。
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過去の大災害を教訓に、今後発生が危惧される南海・東南海地震や南海トラフ巨大地 震等の大災害に備えるため、自分の住む地域の特性に応じた災害危険を認識し、防災に対する知識と技術を、映像・振動・効果音等を駆使した総合的な体験を通して学習できる体験型防災学習施設。

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映像シアターでは、大地震で大阪に津波がやってきたらどうなるか、ある家族の行動を描く本格的なもの。

消火体験、煙体験、震度7の体験コーナーもリアル。
過去の大規模災害や災害への備えも体感できました。


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江東区には有明に東京臨海防災公園(そなエリア)の体験学習施設があり、首都直下地震に備えた展示体験コーナーがありますが、大阪の「あべのタスカル」は南海トラフ地震に備えた体験。


大阪市内の津波発生後、津波避難ビルの安全な高さまで避難する体験も行いました。

地域特性に即した災害に備える防災施設で親子連れも多く来場していました。

全国の議会の行政視察も多く受け入れています。

災害への備えや心構えなど改めて学びました。

詳細は阿倍野市防災センターホームページにも詳しいです。


体験の際は予約が必要です



改めて今月のあやこcafeでご報告いたします。

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大井競馬場 視察

江東区議会議員の鈴木あやこです。


816日に江東区議会で、大井競馬場の視察に行きました。

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そこで、大井競馬(東京シティ競馬 TCK)の事業概要や、広報、新しい取り組みについてのお話を伺いましたのでご報告いたします。



耳で聴く情報発信「ほぼ週刊あやこcafeラジオ」でもお話していますのでこちらもお聴きいただけると嬉しいです。



区議会で競馬場の視察に行くというと、どうして?と思う方も多いと思います。


あまり知られていないと思いますが、東京23区(特別区)は大井競馬の主催者。

特別区競馬組合を設立し、競馬に関する事務を共同処理しています。

なので、区議会議員として、財政状況や事業内容を知ることには大きな意義があると思います。

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全国には地方競馬の競馬場があり、主催者は14団体、50の自治体、県や市や区などが主催者として関わっています。

関東地方では、特別区競馬組合が運営する大井競馬場の他には、浦和、千葉、川崎などに競馬場があり、県が競馬組合をつくって運営しています。


地方自治体が、競馬事業を行う目的としては、①地方財政への寄与 ②馬事畜産振興 ③健全なレジャーの提供の主な3つがあります。

中でも財政への寄与という意味では、売上は令和3年度で1828億円、23区への分配金は138億円、1区あたり6億円となっています。

コロナ禍の巣篭もり需要で、ネット投票による利用者が急増したことを受けて、分配金は平成30年度の46億円から3倍になるなど、収益も上がっています。


今回の視察では、事業内容を伺ったほか、スタンドや、ダイアモンドターンという、競馬観戦型のレストラン施設などを実際に見て、最後に2レースほど、見学しました。私は飲食も、馬券の購入などもしなかったので、純粋に競馬場の視察です。

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競馬場というと、耳に鉛筆を挟んだおじさんが多いイメージがあると思います。私も学生時代に中央競馬、JRAの場外馬券売り場でバイトをしていたので、そういうおじさんを結構見てきたのですが、それは昔の話。


今は若い世代や親子連れの来場者が増えていて、レジャー目的で、テーマパークのような感じできている方も多いということがわかりました。


冬にはイルミネーションがあったり、コロナ前はバーベキュー施設やオクトーバーフェストも行われていたり、競馬以外にも楽しめる要素が結構あります。


もちろん、真剣にレースを見て賭けに打ち込んでいらっしゃる方もたくさんいましたが、昔に比べて若い世代が増えていて、望遠レンズを持った女性だけのグループもいる、というのは結構驚きでした。


そして、充実した施設も見学しました。

GFRONTという2015年にオープンした新しいスタンドは、屋外のスタジオのほかにも、フードコートがあったり、会員制の有料の指定席もあり、座席でキャッシュレス投票ができるようになっています。

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もともとあった4号スタンド、という建物には、

「ダイアモンドターン」というラグジュアリーな感じで、ビュッフェを食べて、席のモニターを見ながら投票できる施設も視察しました。

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ビュッフェとソフトドリンク飲み放題で6000円、お酒は別料金になりますが、東急ホテルが監修しているということもあり、料理も美味しそうで、雰囲気もホテルのラウンジっぽい雰囲気。窓やモニターから競馬を見たり、情報収集しながら席で投票できる場所なので、たくさんのお客さんがいました。

こういう場所を見ると、いわゆる競馬場のイメージは大きく変わりますね。


広報も従来の媒体に加えてYouTubeLINEなどに力を入れて、CMキャラクターには、ドラマなどで人気の俳優の福士蒼汰さんと新木優子さんを起用するなど、若い世代の訴求に力を注いでいるという説明でした。

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ターゲットとする年齢層は、30-40代がメインとのことでした。

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以前視察した時は、コロナ前で、ホームページとSNSをやっているという話は聞いていていたのですが、youtubeLINEなど、時代にあった媒体での広報を工夫しているなあという印象でした。




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最後に、1時間ほどですが、レースを2レースほど見ました。

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私は地方競馬には詳しくないので、馬の名前や騎手などは、その場で見るまでわからなかったのですが、実際に目の前で馬が走っている様子を観戦するのは、やはりいいですね。当日は黒潮杯という重賞レースが行われていました。


大井競馬場の視察は、毎年夏の時期に区議会で希望者が参加する、というものですが、まさに百聞は一見に如かずだと思います。

東京シティ競馬、TCKが特別区、東京23区の主催で、その収益が分配金という形で分配され、そのお金は、区民の皆さんの福祉の向上のために使われていることは、23区と連携して広報はやっているのですが、もっと広く知っていただく必要があると思います。

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議員の中にも、競馬場の視察に行った、ということで、遊んでるんだろうと思われたくなくて発信しない人も多いのが現状。

私は、毎回大井競馬場の視察のことは、結構詳しく報告をしていますが、今回ははじめて、あやこcafeラジオで、取り上げてみました。


ぜひお聴きいただけると嬉しいです。


ぜひ、ご興味のある方は、足を運んでみてください。


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高松市の行政デジタル化〜江東区議会行政視察報告

江東区議会議員の鈴木あやこです。


今週は江東区議会の視察で、愛媛県松山市、兵庫県洲本市、香川県高松市の3都市を視察しました。


松山市では防災教育について、洲本市では再生エネルギーの活用による地域貢献、高松市では行政のデジタル化が視察内容です。


視察報告についてブログにてご報告いたします。

松山市、洲本市に続き、3日目の高松市についてのご報告です。


香川県高松市。「スマートシティたかまつ」


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香川県高松市にて、「スマートシティたかまつ」を視察しました。


高松市では、デジタル戦略課を中心として、市民全員がデジタル技術を活用でき、社会全体のDXを進めることで、 誰もが、どこからでも利便性を享受できる「スマートシティたかまつ」の実現に向けた取り組みをおこなっています。

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具体的事例としては、防災分野では、「たかまつマイセーフティマップ」の取り組み。

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スマートフォンなどで取得した位置情報の洪水や土砂災害などの災害リスクを知ることができるWEBアプリが「たかまつマイセーフティマップ」

地図上をタップすると、場所の災害リスクや、近くの避難所・病院・消防署・AED設置場所が表示されるようになっている。

WEBアプリなので、QRコードを読み取れば、ソフトをダウンロードする必要がないのも便利なところ。地図も見やすかったです。



レンタル自転車ににつけたGPSデータを分析し、どんな観光地に行ってどのくらいの時間の滞在があるのか、というデータから、外国人観光客の動態分析をし、観光政策に反映しようという取り組み。お金をかけずに創意工夫した事例。

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高齢者見守りや交通事故抑制など多岐に渡る分野でICTを積極活用している事例を伺いました。

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デジタルが苦手な高齢者などに向けて、市内各地のコミュニティセンターでのスマホ教室などデジタルデバイド対策が充実していることも特徴です。

行政のデジタル化は、多くの行政分野をICTを使って効率化するという点と、研修を手厚く行うなど、誰1人取り残さないことによって、市民全員がデジタルを活用できる環境を作るということが大事、それによって社会全体のDX化を目指すということでした。


いま政府や自治体でも活用が課題になっているCHAT GPTについては、いま、職員40名にアカウントを発行し、手上げ方式で、どういう活用ができるかを検討している段階であると伺いました。江東区ではまだ進んでいないので、早急に活用に向けた検討を行うべきだと思いました。


今回の取り組みは私の主要政策であり、江東区においても行政のデジタル化を情報化推進計画に基づき実施しているので、さらに推進できるよう私自身も取り組んでいきます。


食の面では、香川県はうどん県でもあるということで、ホテルの朝食と、お昼は空港のうどん屋さんで食べたのですが、本番のうどんはコシやだしの美味しさが違うと思いました。美味しく頂きました。


空港でうどんの昼食

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空港にあったうどんつゆが出てくる蛇口🚰

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3日間、メンバーにも恵まれ、とても有意義な視察ができました。

視察先自治体の関係者の方々や、区議会事務局、視察団のみなさんには感謝しております。


学んだことは、次の議会の一般質問など、早速活用して、政策提言につなげていきたいと思います。




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江東区議会議員
鈴木 あやこ
江東区議会 江東江東新時代の会
(無所属)

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