都営豊洲4丁目アパート建替の最近の状況

みなさんこんにちは。
江東区議会議員の鈴木あやこです。

江東湾岸エリアの都営住宅の建替の状況については、地域の方から時々質問を受けることもあり、定期的に状況を調査し、ブログなどで情報提供しています。

☆都営団地建替(主に豊洲と辰巳団地の話題)
昨日は、辰巳団地の建替の最近の状況についてブログをアップしました


今日は、都営豊洲4丁目アパート(都営団地)建替の最近の状況について皆さんにお知らせします。

FullSizeRender
FullSizeRender

都営豊洲4丁目アパートについても、辰巳団地同様、「建替に伴う創出用地の活用」や「駅前のまちづくり」について議会質問などを行っています。




【質問の概要】
・建替に伴う具体的な創出用地の活用について、都との協議はどれくらい進んでいるのか。
・創出用地の再開発については、区が主体的に地域住民の意見を集約し、理想のまちづくりの具体像を示した上で、都に対して先手を打って働きかけるべきだと考えるが区の考えは?


【答弁】
・創出用地の活用にあたっての都との協議条件ですが、都に対しては、豊洲都市核の一翼を担うまちづくりを計画するよう要望している。
創出用地の活用は、今後の豊洲のまちづくりとともに検討する必要があることから、引き続き、都の検討状況等を注視しつつ、地域の要望等も踏まえて協議する。
・地域住民と連携した都への働きかけについては、次期都市計画マスタープラン策定にあたって、地域住民などの声を踏まえながら、地域課題の解決につながるよう、都に働きかける。


都営豊洲4丁目アパートの状況については、
・計画がはじめて区議会の防災・まちづくり特別委員会に示された2014年12月の記事


・2016年10月の建替工事説明会の記事


のブログにて情報提供しておりました。


【当初の情報】
・建替前:5階建13棟、537戸
・建替により、14階建(一部5階建)7棟、550戸程度になる予定
・平成28年3月 1期工事(ABC棟)
・平成29年3月2期工事(DEF棟)
・平成33年初旬3期工事(G棟)、というスケジュール


その後、工事については遅れも生じており、都営豊洲4丁目アパートの住民の方には説明はあったものの、近隣住民に対する説明は随時行われていないのが現状です。


本日撮影した現地の建設看板も、古い情報のままです。
IMG_6987

最近の公式資料(令和元年の8月に住民説明会の資料)をもとに、現状をお伝えします。
江東区を通じて東京都に確認を行いましたが、現状(令和2年10月時点)では、さらなる遅れなどのアナウンスはないようですので、こちらの資料が最新になります。

☆団地の概要・建替計画の概要・工事進捗状況

スクリーンショット 2020-10-31 14.22.38



☆入居時期
スクリーンショット 2020-10-31 14.24.43


※入居時期についてはすべての住居が、
令和4年春頃入居予定
となっています。

当初は、
第一期の仮移転者(5・7・8・13号棟にお住まいの方):令和元年(当時は平成31年)冬頃
第二期の仮移転者(6・9・10号棟にお住まいの方):令和2年(当時は平成32年)冬頃
というアナウンスを平成26年時点で行っていました。

1・2・3・4・11・12号棟にお住まいの方については、
新しい建物ができた令和3年(当初は平成33年9夏頃)に移転すると東京都から説明がありました。

工事の進め方の再検討や、第二期で地中障害物が発生したこともあり、
分散入居をやめ、令和4年春頃に一本化されています。

☆建替計画配置図
スクリーンショット 2020-10-31 14.31.39


☆都営豊洲4丁目アパート案内図・現況図
スクリーンショット 2020-10-31 14.33.20


 創出用地の活用については、豊洲町会から当時要望があり、江東区とも連携して東京都宛に要望書を提出している経緯があります。
この件については、都営の建替が終わってから進むことになりそうです。

引き続き地域住民の方々とも連携し、創出用地を活用した新しいまちづくりに住民意見を反映できるようにしたいと思います。

また、要望としては敷地内にあった「お地蔵さん(深川薬師)」を残してほしい。

という声があり、建設工事中には残されており、現地に何らかの形で復活するという話があり、ブログにも経過を残していました。


建替工事前のお地蔵さん
IMG_6984
工事中の初期は見えるように囲われていました。
IMG_6985


スクリーンショット 2020-10-31 14.44.20


こちらの元資料は、「第100回あやこcafe」鈴木あやこの作成資料に記載しております。



都営団地のお地蔵さんの話はブログで詳しくまとめています。
詳しく知りたい方はぜひこちらどうぞ。


その後、都営住宅内でお地蔵さんのお世話をする方もいなくなってしまったという事情もあり、
令和元年10月(昨年)
砂町の持宝院というお寺に移転されることとなりました。

FullSizeRender
こちらは、残念なお話になってしまいましたが、お地蔵さん自体は別の地でその役割を果たしていくこととなります。

☆☆☆


都営住宅建替、その創出用地の開発は地域住民の関心時でもあります。
計画的なまちづくりをすることが、地域の魅力を増やしていくチャンスでもあると思います。

豊洲四丁目アパートの建替・その後の創出用地を活用したまちづくりについても、今後も最新の状況を注視し、地域の住民・商店街などの方々と連携してまちづくりを行っていきます。

ご意見、ご要望ありましたら、江東区や東京都に届けますので、ぜひお知らせください。












政治家 ブログランキングへ

辰巳団地建替の最近の状況

江東区議会議員の鈴木あやこです。

今日は辰巳駅で朝のご挨拶を行いました。
FullSizeRender

区議会議員になってからずっと辰巳駅ではほぼ金曜日にご挨拶を行っています。


さて、辰巳駅といえば、「辰巳団地の建替」の状況について、
「最近はどうなっているの?」と聞かれることがあります。



IMG_6803
写真は、建替えが行われていない現状の辰巳団地


「辰巳団地の建替と駅前再開発」

については、2018年の11月28日に区議会の定例会で一般質問を行っており、


①辰巳団地の建て替えに伴う辰巳駅前の再開発についての区の見解

②辰巳団地建替に伴う駅前再開発ビジョンについて、都市計画マスタープランでどう位置づけるか

ということについて、質問しており、

江東区からは、
・創出用地を活用した駅周辺の再生は、商業施設など駅前に相応しい土地利用のチャンスであると認識しています。都に対して、駅前に相応しい拠点の形成といった地域課題を要望し、地域全体の活性化につながる計画となっております。事業の進捗状況に合わせ、引き続き都と協議する


・駅前開発ビジョンの都市計画マスタープランへの位置付けと具体的なまちづくりについてですが、都の動向等を踏まえつつ、辰巳地域核における位置付け等を検討する


答弁を頂いています。



「辰巳団地の建替の最近の状況はどうなっているの?」


という地域の方からの質問については、

今年の3月に確認した状況をブログにて、紹介しています。




最近になって、
「その後どうなってるの?」
という質問を頂く機会も増えましたので、

江東区を通じて、確認をしましたので情報提供いたします。

※資料は、地元への工事説明資料やインターネットに公開されている公式のものです。
現在建替対象となっている第二期の情報です。

☆建替計画について

■都営辰巳一丁目団地
所在地:江東区辰巳1丁目2番、3番(住居表示)
    江東区辰巳1丁目15番、1、8番(地名地番)

※第1期(392戸)は竣工済

敷地面積:約8,750㎡(第二期建替計画【2街区】
     約8,140㎡(第二期建替計画【3街区】

スクリーンショット 2020-10-30 19.11.20

スクリーンショット 2020-10-30 19.18.45


※建替前は11棟460戸の住宅(すべて5階建)のものを、
建替計画では、
7階、13階、14階建の5棟約570棟に集約する予定です。

☆現況図
スクリーンショット 2020-10-30 19.55.25



☆建替計画図
スクリーンショット 2020-10-30 19.02.58


☆建物の現況配置図

2街区現況配置図
スクリーンショット 2020-10-30 19.21.13


2街区配置計画図
スクリーンショット 2020-10-30 19.21.24



3街区
現況配置図
スクリーンショット 2020-10-30 19.42.23


配置計画図
スクリーンショット 2020-10-30 19.42.34



☆建替工事全体の進捗状況

第1期:392戸 竣工済

IMG_6943
IMG_6942

第2期:計画では、平成29年度〜令和2年度



IMG_6805
2街区は、令和5年度入居(もともとの計画は令和元年8月〜)
3街区は、令和3年12月入居(もともとの計画は平成30年7月〜)

※この予定がさらに延期になるかどうかは、まだ不透明な状況です。


以下については、まだ未定となっている部分です。

第3期:もとの計画は、令和3年度〜令和6年度 →未定

第4期:もとの計画は、令和7年度〜令和9年度→未定

※第3期以降の予定については、未定であり、東京都からの情報は入っておりません。

建設業界、建築案件に詳しい専門紙の「建通新聞」からは以下の記事が出ています。

第3期工事の一部の基本設計が業者に委託され、これから始まるようです。

都 辰巳一丁目団地 基本設計に着手(2020/9/30)

東京都住宅政策本部東部住宅建設事務所は、「都営辰巳一丁目団地(第3-1期)基本設計」をアークポイント(豊島区)に委託する。完成から約50年が経過した都営辰巳一丁目アパートのうち、既存7棟を解体撤去した敷地に450戸規模の住棟を新築する。




☆☆☆

辰巳団地については、全体の規模が壮大であり、当初から「14年かかる」(現在はもっと延びています)とされていました。
現在第2期の建替計画が進んでおりますが、第3期、第4期については、まだ状況が不透明であり、長い時間がかかりそうです。

「建替によって生まれる創出用地をどうするか?」について検討されるのは、建替がすべて完了する見通しがついてからの話になると予想されます。

 創出用地の利用の問題は、東京都が決めるのではなく、江東区も連携し、地域住民の意見を反映できる形になるよう、要望をし続けたいと考えています。


都営団地の建替については、都内各地でも話題になっている案件です。
東京都では、「都営団地の建替による創出用地を活用したまちづくり」について、
事業化している案件や、竣工(完成)した案件などをホームページに掲載しています。

辰巳団地の建替の状況について、今後も注視していきたいと思います。

ご意見・ご要望がございましたら、私、鈴木あやこまでお寄せください。

近々、都営豊洲四丁目アパートの状況についても確認した状況をアップします。










政治家 ブログランキングへ

【地域ネタ】お地蔵さんはどこに行ったの?〜豊洲4丁目の深川薬師の行方〜

みなさんこんばんは。
江東区議会議員の鈴木あやこです。

区議会議員となって2期8年、豊洲地域を中心に活動をしていると、子育てのご相談、マンションのご相談のほかに、まちの「ちょっとしたこと」に関するご質問、ご要望をよくお受けします。

その中で1つ印象に残っているお話をご紹介します。
現在建て替え工事中の都営豊洲4丁目アパートの一角に、「深川薬師」というお地蔵さんがおりました。


IMG_1750

このお地蔵さんは、この団地の一角にある小さな祠(ほこら)に設置されている手づくりのようなお地蔵さん。戦後地域の建設屋さんが祠を設置して、お地蔵さんを祀っていると伝わっています。
豊洲地区には神社がなく、地域住民の信仰の象徴となっていました。

お供えものがしてあったり、地域のお子さんたちが通学途中に手を合わせていたり、豊洲の住民のなかでは知る人ぞ知る存在。
江東区の観光ガイドや、芝浦工業大学の公開講座「2020年のおもてなし」などでも志村秀明教授が紹介されていました。


「そのお地蔵さんが、都営団地の建て替えによってなくなってしまう、囲ってある祠も一緒に取り壊されてしまうのではないか、と心配している。子どもたちも毎日一生懸命拝んでいるので、お地蔵さんを無くさないで欲しい」
と、ご近所のお父さんからお声をいただきました。


江東区を通じて東京都に要望をさせていただいたところ、お地蔵さんと祠は取り壊すことなく保存していただける方向になりそうです。
IMG_4538
工事初期は、お地蔵さんだけを見えるようにしていたのですが、

今は工事中で建物全体が柵で覆われています。
IMG_5820
一度柵の隙間から一生懸命覗いてみたところ、うっすらと祠とお地蔵さんが見えました。
結構撮るのが大変でした。怪しい人だなーと思われたかもしれません(笑)

IMG_5821
都営豊洲4丁目アパートは2020東京大会のある来年、建て替えが完了する予定。


都営豊洲四丁目アパート建替工事説明会(鈴木あやこブログ)2016年10月14日


その時に戻ってきたお地蔵さんにまた会えることを私も、地域の皆さんも楽しみにしています。

☆☆☆
鈴木あやこは、「区内各地で建て替えしている都営団地の建て替えに伴う地域再開発に、地域住民の意見を反映させる」という政策課題にも積極的に取り組んでいます。
都営団地の建て替えに伴う地域再開発や住環境の向上は、建て替え対象の団地の居住者のみならず、地域住民や商店街の皆さんにとっても大切な課題であると考えるからです。
東京都に対して、区と連携して、みなさんからいただいたご意見を生かした良いまちづくりのあり方を提案していきたいと思います。
何かございましたら鈴木あやこへご意見・ご要望をお願いします。

☆都営団地建て替え関係のブログ一覧はこちらにまとめています。


 





政治家 ブログランキングへ

辰巳団地の建替と辰巳駅前再開発について〜区議会代表質問

皆様、こんにちは。先月11月28日の江東区議会の代表質問について、「江東湾岸エリアのまちづくり」に関するブログ(前半)を更新いたします。

都営豊洲4丁目アパートと辰巳団地はともに駅前に立地する昭和40年代に建設された都営団地で、現在建て替えが行われています。

いずれも、高層化されて住居が集約されることにより、用地が創出されます。その創出用地の活用に伴う再開発について、過去の経緯も含めて質問いたしました。今まで鈴木あやこが更新したブログも合わせ、ご覧いただけると幸いです。

先程のブログに続き。(2)辰巳団地の建替と辰巳駅前再開発について からご紹介します。





☆☆☆

2.江東湾岸エリアのまちづくりについて

大綱2点目は、江東湾岸エリアのまちづくりについて伺います。江東区、とりわけ湾岸エリアのまちづくりについては、都市計画や土地利用などにおいて東京都と密接な関係があります。本区だけで決められないという性質があることは承知しておりますが、区民の声を活かしたまちづくりを行うために、東京都の動きを待つのではなく、区として主体的に、スピード感を持ってまちづくりに取り組んで頂きたい、という思いを込めて質問します。






(2)辰巳団地の建替と辰巳駅前再開発について

【質問】

都営辰巳一丁目団地は、総戸数3326戸、87棟、敷地面積14ヘクタールと、区内最大かつ都内では3番目の大規模団地です。老朽化により、平成25年から建替工事が開始され、平成39年に完成予定です。

辰巳団地建替計画は住宅の建替のみならず、駅前の再開発や既存の小中学校の再編、高齢者施設などの公共施設の整備など、辰巳地区のあり方を大きく変えていく再開発事業です。

東京都が平成22年に発表した計画によると、建替による住宅の集約を行った後、用地を創出し、複合市街地ゾーン・公共公益ゾーン、住宅ゾーンを整備し、辰巳駅周辺にふさわしい都市機能の導入や都市基盤の整備などを図るということでした。

現在の辰巳駅前には、自転車駐輪場やコミュニティサイクルポート、喫煙所、小・中学校などがあるものの、商業施設等の賑わいや生活利便施設が圧倒的に不足していることから、地域住民からも団地の建替を機にした駅前の再開発を期待する声が上がっています。

まちづくりの方針については、都の動向を待つのではなく、団地住民、辰巳駅を利用する辰巳・東雲などの地域住民の声を次期の都市計画マスタープランワークショップなどを使って区として意見集約をし、要望を都に提案、協議などをしながら地域再開発を成し遂げていくというプロセスで主体的に動いていく必要があると考えます。



①辰巳団地の建て替えに伴う辰巳駅前の再開発について区ではどのように受け止め、動いているのでしょうか。

②辰巳団地建替に伴う駅前再開発ビジョンについて、次期都市計画マスタープランではどのように位置づけ、具体的なまちづくりを行う予定か、伺います。

【答弁】

創出用地を活用した駅周辺の再生は、商業施設など駅前に相応しい土地利用のチャンスであると認識しています。都に対して、駅前に相応しい拠点の形成といった地域課題を要望し、地域全体の活性化につながる計画となっております。事業の進捗状況に合わせ、引き続き都と協議してまいります。

また、駅前開発ビジョンの都市計画マスタープランへの位置付けと具体的なまちづくりについてですが、都の動向等を踏まえつつ、辰巳地域核における位置付け等を検討してまいります。


☆☆
辰巳団地の建て替えを機にした辰巳駅前のまちづくりについては、辰巳団地住民のみならず、辰巳・東雲などにお住まいの辰巳駅利用者の皆様を始めとした様々な区民の皆様の声を伺い、よりよいまちづくりに取り組むべく、推進していきます。

現在の辰巳団地と辰巳駅周辺の写真です。

建て替えをしていない棟の辰巳団地
IMG_4006
建て替えをした棟の辰巳団地
IMG_4007

辰巳駅前

IMG_4010



IMG_4003
IMG_4004


※辰巳団地建替計画に伴う当時の資料等は後日こちらにアップする予定です。


政治家 ブログランキングへ

都営豊洲四丁目アパートの建替えに伴う駅前まちづくり〜区議会代表質問

皆様、こんにちは。先月11月28日の江東区議会の代表質問について、「江東湾岸エリアのまちづくり」に関するブログ(前半)を更新いたします。
☆IMG_7880


都営豊洲4丁目アパートと辰巳団地はともに駅前に立地する昭和40年代に建設された都営団地で、現在建て替えが行われています。

いずれも、高層化されて住居が集約されることにより、用地が創出されます。その創出用地の活用に伴う再開発について、過去の経緯も含めて質問いたしました。今まで鈴木あやこが更新したブログも合わせ、ご覧いただけると幸いです。

まずは、(1)都営豊洲四丁目アパートの建替えに伴う駅前まちづくりについて からご紹介します。

☆☆☆

2.江東湾岸エリアのまちづくりについて

大綱2点目は、江東湾岸エリアのまちづくりについて伺います。江東区、とりわけ湾岸エリアのまちづくりについては、都市計画や土地利用などにおいて東京都と密接な関係があります。本区だけで決められないという性質があることは承知しておりますが、区民の声を活かしたまちづくりを行うために、東京都の動きを待つのではなく、区として主体的に、スピード感を持ってまちづくりに取り組んで頂きたい、という思いを込めて質問します。



(1)都営豊洲四丁目アパートの建替えに伴う駅前まちづくりについて

【質問】

昭和42年から46年にかけて建設された都営豊洲四丁目アパートは、老朽化のため、平成28年度から建替工事が開始され、平成32年春の完成に向け工事が進んでいます。5階建て、13棟の団地は、13階〜14階建ての5棟に集約。創出された用地は再整備される予定であり、豊洲地区町会自治会連合会からは、高齢者向けの施設整備や防災機能も備えた公園を作って欲しいという要望書が平成27年2月に提出されるなど、地域住民から様々な声を頂いています。

また、駅前の豊洲商店街では、創出された都有地と豊洲駅周辺との一体的な開発を行い、イベントやマルシェが開催でき、カフェなど憩いの場としても使える多目的広場の設置など、地域に親しまれるまちづくりを行いたいという思いを持ち、勉強会を定期的に開催されています。豊洲市場が開場し、観光客が豊洲駅から市場方面、周辺の大規模商業施設に流れていくことが懸念される中、駅前にある都営団地の創出用地を活用し、地元商店街の賑わいをつくることは、必要不可欠です。

町会からの要望書提出当時、区としては、地域の意見を踏まえ、将来の豊洲地区にとってどのような公共施設が必要なのかを都と協議していくと答えていました。現在具体的な創出用地の活用について、都との協議はどれくらい進んでいるのでしょうか。創出用地の再開発については、区が主体的に地域住民の意見を集約し、理想のまちづくりの具体像を示した上で、都に対して先手を打って働きかけるべきだと考えますがいかがでしょうか。伺います。

【答弁】

創出用地の活用にあたっての都との協議条件ですが、都に対しては、豊洲都市核の一翼を担うまちづくりを計画するよう要望しています。創出用地の活用は、今後の豊洲のまちづくりとともに検討する必要があることから、引き続き、都の検討状況等を注視しつつ、地域の要望等も踏まえて協議してまいります。

また、地域住民と連携した都への働きかけですが、次期都市計画マスタープラン策定にあたって、地域住民などの声を踏まえながら、地域課題の解決につながるよう、都に働きかけてまいります。

☆☆☆

地域の声をしっかり聞き、豊洲地区のまちづくりを推進してまいります。

皆さんのご意見、お待ちしております!

◼️関連情報を過去のブログにまとめています。ご覧いただけると幸いです。

☆都営豊洲4丁目 アパートの建替計画について(2014年12月22日)


☆都営豊洲四丁目アパート建替工事計画説明会(2016年10月14日)



☆あやこcafe 豊洲のまちづくり資料(2017年1月24日)


政治家 ブログランキングへ
   次のページへ >

江東区議会議員
鈴木 あやこ
江東区議会 江東江東新時代の会
(無所属)

このページの上へ戻る