2013年(第8回)
「 優秀ネット選挙・コミュニケーション戦略賞」「審査員特別賞」

「ICTとリアルコミュニケーションの融合による、新しい政策提言サイクルの実践」(鈴木あやこ個人で応募) インターネットでの情報発信、区政報告会「あやこcafe」などの日頃の議員活動における、コミュニケーションの手法が 「優秀ネット選挙・コミュニケーション戦略賞」と、同部門の「審査員会特別賞」の2部門を受賞しました。
詳しくは、政治情報サイト「政治山」に記事を寄稿しましたのでご覧下さい。
2016年(第11回)
①「Woman Shift」審査員特別賞
➁「避難者カード標準化プロジェクト」政策提言賞
①「Woman Shift」:審査員特別賞(箭内道彦選)
自治日報2016年5月13日号【記事掲載】
「地方議員の多様化と女性の活躍」
(江東区議会議員 鈴木 綾子)

議会で政策実現できる女性議員を増やすための超党派のネットワーク。事務局として参画しました。

戦後、日本で初めて女性議員39人が誕生してから、今年でちょうど70年になる。世 界各国で女性議員が増える中で、日本の女性議員の割合は国会議員で9.5%、都道府県議員9.7%、市区町村議員では全国平均で12.6%では低い水準にとどまっており、増やす仕組みも導入されていないのが現状である。
一方、少子高齢化や介護、格差拡大といった今日的な課題を解消するためには、政治分野における女性の視点が求められている。
私が議員活動をしている江東区は、下町エリアと急速に開発がすすむ臨海地域からなり、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは開催の中心区となる。特に発展の著しい臨海部では超高層マンションの建設により、20代、30代を中心とした子育て世代を中心に人口が急増し、新しいまちづくりの機運があふれている。一方で、待機児童問題や、学校施設、高齢者施設の不足といった課題も同時に抱えている。
20代、30代の女性議員は、待機児童問題、仕事と子育ての両立などについてはまさに当事者世代であり、若い女性がおかれた立場を自分たちのこととして問題提起し、政策決定に力を発揮していく役割を担っているが、政治の世界においてはまだ少数派である。江東区の場合は、2015年の区議選後の状況で、44名の議員定数のうち、当選時の年齢で50代以上が27人で61.3%、20代、30代の合計が7人で15.9%。女性議員の比率は13人で29.5%。そのうち、20代、30代の女性議員は2名であり、議員全体の5%に満たない。 東京圏など都市部ではそれでもまだ多い方であり、全国の市町村議会を見てみると、議員総数30,531人に対し、20代、30代の女性議員はわずかに213人であり、議員全体の0.6%にすぎない。全国の有権者における20代、30代の女性の割合は13%であり、実社会の人口構成とは大きな乖離がある。
なぜ、若い女性の政治進出は進まないのだろうか?大きく2つの理由が挙げられると考えられる。
①立候補する女性が少ない
特に、会社員の場合、立候補する場合には会社を辞めるパターンが大半である。落選後の生活のリスクを考えると立候補に踏み切れない。特に女性は産休、育休の制度が保障されていないため、議員生活と出産・子育ての両立が会社員に比べて更に難しい。立候補のハードルが高いことだけでなく、地方議員が若い女性の職業の選択肢として考えられていないことも要因であろう。②なったとしても、辞めてしまう
東京都の市区町村で、前回の選挙(2011年の統一地方選挙をベース)に立候補したが、今回は立候補しなかった20代の女性候補者は36名中8名であり22%。(後出のWoman Shift調査による)1期で辞める地方議員が少ない中では高い確率であるといえる。会社員に比べ、同世代の女性のロールモデルがいないことや、会社と異なり、議員を育成する仕組みが確立されていないため、やる気や能力の発揮が難しいことも要因であると考えられる。
議会における若い女性が活躍できる環境を整備し、女性視点での政策の実現を行っていくことは重要であるが、そのための課題は少なくない。地方議会の意思決定の場に、女性の進出が進まない状況の中、20代、30代を中心とする超党派の女性議員有志が、「「地方議員」を女性の職業の選択肢とする」「政策が実現できる若手女性議員を増やす」ことなどを目指し、Woman Shiftというネットワークを立ち上げ、私もメンバーとして昨年度から活動をはじめている。
独特の議会内ルールの中でどのように政策実現をするのか?セクハラや、出産育児との両立の課題などにどのように対応すればいいのか?などのスキルや手法を学び合う場として、勉強会の開催や意見交換の場を定期的に設けており、今後、新人女性議員向けのハンドブックの作成も行っていく予定である。
国会においては、女性議員の割合を男性と同等に引き上げようと、有志の議員が超党派で法案づくりをすすめており、今後の動向が期待される。
「政治の意思決定における女性の参画の推進」「女性の視点を政策に反映させる環境づくり」を進めるため、一地方議員として今後も力を尽くしていきたい。
受賞者の、田添麻友目黒区議、中村延子中野区議、本目さよ台東区議(代表)、鈴木あやこ江東区議、上田由紀子文京区議、田畑直子千葉市議と北川正恭審査委員長(写真中央)
②「避難者カード標準化プロジェクト」(政策提言賞)
「避難者カード」の記載項目を充実させ、全国で書式を標準化することで、大規模災害発生時の避難所運営を改善するための政策提言。 全国、超党派の議員ネットワークのプロジェクトメンバーの一人として参画しました。江東区議会においては、議会質問にも反映しています。
リンク:

本目さよ台東区議(Woman Shift代表)、関根ジロー松戸市議(避難者カード標準化プロジェクト代表)、北川正恭(早稲田大学大学院名誉教授)


